北海道患者懇談会

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旭川市役所日常生活用具給付認定陳情報告

1.日  時 : 2014年7月1日(火) 13時〜14時

2.場  所旭川市役所 会議室

3.出席者旭川市役所福祉保健部障害福祉課
         高桑 和寿 課長
         近藤 博司 課長補佐
         林中 明宏 課員
         篠永 健一 旭川市在住会員
         腰越 紀幸ご夫妻 札幌市在住会員
         高木 修  函館市在住会員
        悠声会 
         土田会長、鈴木理事、木村監事、若月監事

4.陳情内容報告 :

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まず土田会長より、悠声会についてご説明致しました。無喉頭者の発声法として、食道発声法、電気喉頭発声法、シャント発声法の3方法があって、日本では食道発声教室はあるものの、シャント発声教室がなかった。ロンドンに行った時に初めてシャント発声を知ったことをきっかけに患者交流会、悠声会を立ち上げ、シャント発声の普及と、福祉の向上で社会復帰出来るよう支援活動を行っている唯一の団体であることを紹介しました。
その後、シャント発声に必要な器具、プロヴォックス留置術をする病院も最近多くなり、国内でもシャント発声が多くなっている旨をお伝えしたうえで、喉摘者に必要な人工鼻(HMEシステム)が保険の対象外で、患者負担になっている状況をお伝えしました。 
今回は、シャント発声に必要な人工鼻(HMEカセットと、アドヒーシブ等)に一か月25,000円位必要となるその費用、23,100円を上限に日常生活用具として認定していただき給付をお願いしたいこと。また、平成26年4月から函館市、小樽市も給付認定になり、現在33か所の自治体で認定され、今後認定自治体も多くなる傾向をお伝えし、是非次年度の予算計上をお願いしたいことについて陳情致しました。
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旭川市役所、高桑課長よりご回答:「開会時間を早めていただき、有難うございました。資料を送って頂き、大変参考になりました。一番気になるのが対象者数ですが、旭川市で2名と有りましたが、当地の患者会に聞いたたら、3名と聞き、違いの幅がなく正しい資料と思って居ります。悠声会のホームページも見させて頂きました。大変立派な内容のホームページですね。一番最近陳情に行かれた浜松市、函館市、小樽市への陳情報告も拝見しました。大変参考になりました。これだけの資料が揃っておりますので、他都市の実施している自治体の状況も聞きながら、新年度予算枠組みに入れられるよう十分検討したいと思います。」
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陳情に同席した方々から、自身の体験談、函館市の給付の具体的報告、今後札幌市への陳情を再度行い、日常生活に役立つ活動をして行きたい旨の報告がありました。
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尚、今回の陳情には、北海道テレビの取材があり、
7月1日(火)17時34分頃から約5分間TBS系1チャンネルで放送されました。

若月俊二 記