コリーナ先生による言語聴覚科学生むけ特別講義

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コリーナ先生による言語聴覚科学生むけ特別講義報告

○ 開催日、開催場所、出席者

@ 6月6日 県立広島大学 保健福祉学部コミニュケーション障害学科
            城本 修教授、土師知行教授、及び学生50名
            コリーナ博士、土田会長、鈴木晄夫理事、若月監事、アトスメディカル板垣社長、
            小泉社員、金ア言語聴覚士

A  6月9日 多摩リハビリテーション学院 言語聴覚学科
            鈴木真生学科長、西方 裕教員、山崎 暁教員及び学生75名
            コリーナ博士、土田会長、若月監事、アトスメディカル板垣社長、青木社員、
            金ア言語聴覚士

○ 報告事項

オランダがんセンター言語聴覚士・コリーナ博士による言語聴覚学科生むけの「喉摘者リハビリテーションに関する特別講義」開催にあたり、両校の聴講生とも喉頭摘出患者に会った経験がないとの事前情報があったため、悠声会会員がコリーナ博士に同行し、講義に協力してまいりました。県立広島大学では、土田会長、鈴木理事、そして私若月、多摩リハビリテーション学院では、土田会長と私若月、が其々の立場で喉摘者としての経験や現在の活動報告等5分程お話をしました。プロヴォックスの留置によって社会復帰できる証の一部を伝えられたのではないかと自負しました。聴講者は将来福祉関係の仕事に携わりたいという女子の学生が多数でしたが、プロヴォックスの発声に大変に強い関心を示し、熱心に話を聞いていただきました。
両校の学生ともに皆非常に礼儀正しく私達に挨拶する姿に出会い、大変清々しい気持ちになった事が印象的でした。
コリーナ博士の特別講義は、金ア言語聴覚士の通訳を介して行われました。喉摘者の様々な音声回復方法やリハビリテーションに関する大変多岐にわたる専門的な講義で、会場のみんな熱心に聞き、講義終了後も器具の使い方や今後の普及にむけた課題など具体的な質問が数多く寄せられました。
卒業後一人でも多くの言語聴覚士が喉摘者リハビリに携わってくれることを期待したいと思いました。

若月俊二 記