悠声会女性会員座談会

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悠声会女性会員座談会報告

 平成25年10月6日(日)ハロー会議室水道橋にて第一回女性会員座談会が開催されました。
 今回の参加者は東京近郊の女性会員、ご家族、言語聴覚士、悠声会役員等合計25名でした。
 先ず、土田会長より挨拶があり、今回の座談会実施について女性同士が親しくお話のできる機会、交流の場の大切さを痛感し本日の開催になった旨の説明がありました。
 始めに、平成21年に北海道テレビで放映された「最新医療・失われた声を再び」のDVDを視聴しました。
 そして、言語聴覚士を代表して国際医療福祉大学の相川先生の司会・進行で座談会が始まり、参加言語聴覚士の各先生方より自己紹介があり、貴重な体験談やアドバイス、現状での問題点・課題などをご披露頂きました。各々の病院でもプロボックス留置の手術が普及してきており言語聴覚士の先生方のご活躍の様子が伺われ改めて有難さを痛感した患者さんの姿が印象的でした。
 それから、患者さん、ご家族の方々からの発言では、声が2年経て出たが、まだ緊張するとうまく声が出なくなる、6ミリのプロボックスを使用していて取れていて気が付かなく大変苦労し10ミリにしたお話、気孔が拡張する方、逆に小さくなる方の悩み、又電話の応対が、声が変わるため、声の高低が難しいので上手くできない等々の体験談をお聞きし、質疑応答がなされました。
 座談会と並行して言語聴覚士の先生によるリハビリも個々にして頂き、発声の仕方やブラッシイングの仕方、フリーハンズの弁の調整の仕方など丁寧に教えていただき、その場で上手に声が出る人もおられ皆さん感謝されて大変に好評でした。
 今後、このように、どんどんとものが言える、会員相互の情報交換ができる会を期待しているように感じました。
一日一生。人と人のつながりを大切にして、元気に前を見て過ごしたいと思っている今日です。

以 上

監事 若月俊二