新座市役所日常生活用具給付認定陳情報告

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志木市役所日常生活用具給付認定陳情報告

1.陳情日時 2014年7月29日(火) 16時〜17時

2.陳情場所 志木市役所 1階ロビー

3.出席者   障害福祉課
           高山 様 (女性)
         悠声会 土田会長、木村監事、 志木在住会員 野田さん、 和光在住会員 松田さん

4.陳情内容報告

土田会長より事前に送付されている資料をお持ちでした。
土田会長より喉摘者が声を取り戻す方法の説明しました

  1. 食道発声
  2. EL(電気喉頭)
  3. シャント発声(今現在私たちがやってるも)

 シャント発声の仕組みが分からないようですので、詳しく説明しました。喉摘者になると食道と気管が分離されます、喉に穴を開け(永久気管孔)呼吸します、食道発声の場合は胃に空気を入れゲップの要領で逆流させ声にする、電気喉頭は電気カミソリの様なものをあごの下にあて震えさせて声にする、シャント発声は分離された食道と気管の間にプロヴォックスと言う6mm程度穴が開いた一通弁のシリコン製の物を留置して肺の空気を利用して声にする、他の方法より習得が早く比較的健常者に近い声が出ますので社会復帰が早いと説明すると理解して頂きました。もう一度詳しくアドヒーシブ、HME(人口鼻)の必要性の説明をされました。ほこりや雑菌を取り、加湿加温の役目の有る人工鼻(アドヒーシブとHMEセットで)は1ヶ月約2万5千円程度必要だが、保険対象外の為患者負担となっている。
 本日の陳情目的は日常生活がより改善される人工鼻の費用2万3千円を上限に日常生活用具給付に来年度予算に入れて頂きたい。又認定の時は、横浜市のように給付金額内であれば他の製品にでも使えると便利ですと説明しますと、役所の高山様は分かりました上司に報告します。
 高山様より質問が有り悠声会の活動内容を聴かせて下さい土田会長は毎月一回の例会(言語聴覚士の診療も有り)とフリーハンズ勉強会、全国各地区町村への日常生活用具給付の陳情、年一回の女性会員集会等が今の活動です。資金はどうされていますか会員の年会費と寄付で活動を行っています。現状では、私の自宅を事務所としていますが、近い将来都心に事務所を設置したいと考えています。高山さんより頑張って下さいと激励されました。

木村 俊治 記