静岡市役所日常生活用具給付認定陳情報告

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静岡市役所日常生活用具給付認定陳情報告

1.陳情日時 2014年7月15日(火) 13時50分〜15時20分

2.陳情場所 静岡市役所 17階会議室

3.出席者   静岡市役所保健福祉局福祉部障害者福祉課
               海野 緑 主幹兼係長
               杉山 春佳 主任主事
         悠声会 土田会長、鈴木理事、若月監事

4.陳情内容報告

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土田会長より : 無喉頭者の発声法として、食道発声法,電気喉頭発声法(EL発声法)、シャント発声法の3方法があって、日本では食道発声教室はあるけれど、シャント発声教室はなかった。ロンドンに行ったときシャント発声を知って、患者交流会、悠声会を立ち上げシャント発声の普及と、福祉の向上で社会復帰出来るよう活動している唯一の団体である。
 シャント発声に必要な器具、プロヴォックス留置術をする病院も最近多くなり、国内でもシャント発声が多くなっている。
 シャント発声に必要な人工鼻の付属品が保険の対象外で、患者負担になっている。 
本日のお願いは、シャント発声に必要な人工鼻(アドヒーシブと、HMEカセット等)に一か月2万5千円位必要だが、その費用23、100円を上限に、日常生活用具に認定し給付をお願いしたい。
平成26年度は、6月20日の岐阜市議会でも決まり、34の自治体で認定となり、今後認定自治体も多くなると思われる。
静岡市内に対象の患者は現在2名居る様なので、是非次年度の予算計上をお願いしたい。
A
海野主幹より、今日初めて、シャント施術病院、喉頭摘出者の状況、人工鼻メンテナンス費用、プロヴォックスの器具等聞いたがこれから検討したい旨の発言があった。
B
鈴木理事からも、シャントにすると費用が掛かるが、横浜市の日常器具認定の具体例や、自身の体験談の報告があった。

若月俊二 記