新座市役所日常生活用具給付認定陳情報告

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所沢市役所日常生活用具給付認定陳情報告

1.陳情日時 2014年7月31日(木) 14時〜15時30分

2.陳情場所 所沢市役所 1階会議室

3.出席者  所沢市福祉部障害福祉課
               足 立 啓 副主幹
               安座間 隆 主査
         悠声会 土田会長、鈴木理事
               会員 高草木久雄さん

4.陳情内容報告

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土田会長より、ボイスプロテーゼを用いたシャント発声についての説明を資料に基づき行った。
喉頭摘出者には多くの後遺症が残るが、最大な後遺症が喋られない事です。
発声法には大きく三つがあること。
海外では圧倒的にシャント発声法が多く、最も自然な声が出せる。
プロボックス留置術も今年4月から保険点数が改善され、病院の負担も軽減されてきているので、取り扱う病院も増えている。埼玉県内では、防衛医大、がんセンター等3か所で行われている。
そして、気管孔を保護し発声に必要な人工鼻(アドヒーシブとHMEカセット等)のメンテナンスに、一か月約2万5千円位必要ですが、保険の対象外のため、個人負担となっている。
A
ついては、全国33自治体で支給が決まり、日常生活がより改善される人工鼻のメンテナンス費用として23,100円を上限に、日常生活用具に認定をお願いしたい。
なお、所沢市内の対象患者は現在1名のみですが、これから手術を受ける人のためにも是非次年度の予算計上を検討いただきたい。
B
足立副主幹より、EL発声の方はいるが、シャント発声の方の話は初めて聞いたので驚いている。内容はよくわかったので、上司にも報告します、との発言があった。
C
まだまだシャントが知られていないことを痛感したが、フリーハンズでの話を実感してもらえたことや、高草木さんからも、シャントに変えてQOLが変わったとの体験談などを話していただき、有意義な陳情ができた。

鈴木晄夫 記