大阪カウンセリングの会

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NPO法人悠声会・北海道喉摘出患者研修会報告

 2012年10月9日(火)〜10日(水)、二日間に亘って北海道研修を実施しました。
 北海道に到着後、札幌市役所を訪問、人工鼻を日常生活用具の対象にして頂く為の陳情を行いました。出席者は、札幌市役所から障がい保健福祉部障がい福祉課在宅福祉係長前田淳氏・在宅福祉係小林正氏と、悠声会から土田義男会長・嘉村雅太郎理事・鈴木晄夫理事・木村俊治監事・腰越紀幸札幌在住会員・高木修函館在住会員の8名でした。土田会長より面会のお礼を述べた後、陳情の趣旨説明を行いました。今回は予め郵送していた要望書と資料を読んで頂いていた事もあり、大部分の内容が理解された様に思いました。
 この時お伝えしたのは、北海道の悠声会会員は本日参加の腰越さんと高木さんの二人だがホームページを通じて情報交換をしている方々が多くいること、今回は腰越さんが在住の札幌市にお願いに伺ったが、高木さん在住の函館市にも何れお願いに行く積りであること、人工鼻を障害者日常生活用具の対象にしてもらうことを望んでいる方々が多くいるということ、悠声会としては、NPO法人悠声会北海道支部の発足を計画しているので、今後他の地域にも会員が増えるだろうということ、それに合わせてこの陳情活動を広げて行きたいと思っており、そのはじめとして、まず札幌市で認定をして頂きたい、ということでした。
 これに対して、係長より遠方からの来訪を労って頂き、「皆様の要望は良く分かりました。しかし、市の財政も厳しい事情が有りますので、希望に沿った回答が出来るかは分かりませんが、良く検討をして後日ご返事致します。」というお言葉を頂きました。

 その後、北海道シャント発声法者及び興味を持たれる候摘出者の懇談会を行いました。

日 時 ;
平成24年10月9日(火) 15時00分〜17時00分
場 所 ;
北濃健保会館会議室 エルム(271)
札幌市中央区北4条西7丁目1-4
参加者;
(敬称略)
札幌市腰越紀幸・函館市高木修・小樽市T.Eと奥様・旭川市K.Sと奥様
勇払郡鵡川町E.A(患者の奥様)とT.A(患者の娘)
悠声会:
土田会長・木村俊治監事・嘉村雅太郎理事・木村晄夫理事

鈴木理事より開会のあいさつがあり、引き続き各自の自己紹介を行いました。その後、土田会長より今回の交流会の趣旨を説明しました。ここに紹介します。
「北海道に悠声会を作って欲しいと云う声が以前からありました。現在悠声会の北海道会員は、本日参加されている、腰越さんと高木さんの二人ですが、ホームページを通じて連絡を取り合っている方は数多く居ります。また、今回この集まりに参加出来ない方々から、FAXを頂きましたが、何れの方も今回は都合で参加出来ないが、次に開かれる際には是非知らせて下さい、或いはこの機会に悠声会北海道支部の設立に繋がればと願っております等がありました。九州福岡では、悠声会福岡を発足して活発に活動を行っています。更に大阪でもその方向で進めております。是非北海道にも支部を作って欲しいと思っています。また、今日札幌市役所を訪問して、人工鼻を日常生活用具の対象に認めてもらえるようお願いしてきました。今年は17の自治体に陳情を行っています。今後北海道では、札幌・函館以外の市町村からも悠声会に入会される方があると思いますが、この陳情活動を広げたいと考えて居ります。」
その後、フリートークの形で質疑応答・情報交換を行いましたが、フリーハンズやラリーボタン等の話題が多かったです。総合的に感じた事は、やはりみなさんシャント法に関する情報を望んでいる事で、そのような意味からも北海道支部的なものを作って頂きたいと思っています。勿論広い北海道では、札幌市に支部が出来たとしても、他の地域の方々が例会に容易に参加出来ないかも知れません。しかし、そこを拠点にして他地域にも活動を広げて行けると思います。北海道の皆様のご協力ご支援をお願いします。
以上で北海道研修会のご報告と致します。

NPO法人悠声会 会長 土田義男