豊島区陳情

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この夏猛暑の中  各自治体に陳情を積極的に実施した。

私達、NPO法人悠声会の目的に基づき、喉頭摘出者の福祉増進に向けて各自治体にシャント発声に必要な「人工鼻」を日常生活用具の認定を要望の陳情を行っ ています。

この活動は三年前から行って来た成果としては一昨年から世田谷区で認定・補助が始まり

本年度は町田市・八王子市から補助が開始しました。 今年10ケ所行って感じた事は残念ながら、まだまだ無喉頭発声法としてシャント発声が知られていない事でした。日程予約の連絡時に陳情の趣旨を説明して、それで改めて調べて大雑把な内容を把握しているのが実情と感じた処です。

今回は、会員の在住する特別区八区、板橋区、港区、渋谷区、江戸川区、江東区、大田区、足立区、豊島区、そして横浜市、西東京市、全部で10ケ所でした。持参した資料に基づき説明しお願いしました。何れでも、要望の趣旨は良く分かりました、ただ此処で了解しましたとご返事は出来ませんが、充分検討をさせて頂きたいと思いますと、何れも大変好意的に応対してくれました。

この陳情活動で、役員と其々の在住の会員と同行の行動には、充実した会の連係活動が出来たと感じております。

20日に豊島区へ行ったので、その時写真を撮りまして、先方にも了承を得ましたので、要望書と写真を掲載し報告にしたいと思います。

 

2011924

                    NPO法人悠声会 会長 土田義男

 

 

平成23921

豊島区中央保健福祉センター 

障害者在宅支援係長

川尻 千恵子 殿

 

                     特定非営利活動(NPO)法人 悠声会

                          会長  土田 義男

 

要 望 書

920日(火)のお忙しい中を貴重な時間を割いて頂き陳情させて頂きました件について 要望書として提出致しますので、何卒ご検討頂き実現に向けてのご尽力・ご協力方 お願い申し上げます。

 

 喉頭がん、下咽頭がん、食道がん等にて命を永らえる為に喉頭を含む部分を摘出した患者は その結果それまでの自分の声を失います。その代りとしての無喉頭発声法として、食道発声法、電気喉頭発声法(EL発声)それとシャント発声法があります。日本においては 食道発声法を取得する患者団体による発声指導教室がありますが、特にシャント発声法にての患者団体は 現在のところ弊悠声会しかみあたりません。ちなみに、欧米での無喉頭発声法は現在では ほとんどがシャント発声法となっております。

そのシャント発声法で 日常的に使い交換しなければならない、人工鼻(HMEカセットアドヒーブベースプレート)を日常生活用品として豊島区で認めて頂ける様に 次年度予算措置をお願い申し上げます。

現在の時点で 弊悠声会が把握しているこの日常生活用品支給の対象となる患者は豊島区内では2名です。

なお、詳細の説明・単価表等は20日にお会いさせて頂きました際に提出しました資料を参照お願い申し上げます。

 

以上