フリーハンズ勉強会は平成23年11月16日より、毎回1〜2名ずつでのべ人数20名の参加で毎週第二水曜日に東京都障害者福祉会館にて行っております。
教室の趣旨は少人数で行う事、例会では大人数でしゃべるので時間が限られるので、こちらでは少人数でみんなが思う侭にお喋りをする、その中でお互いに指摘しながら肩の力を抜いて和気あいあいと楽しく行っております。
今までの勉強会で皆さんの多い悩みは
1、 アドヒーシブがすぐに剥がれる。
2、 声が小さい。
3、 痰が良くからむ。
等で、アドヒーシブの剥がし方、貼り方、腹式呼吸のやり方など、今までの経験を伝えています。
8月に出席された、IさんとNさんに共通される事は、外出の時は家族同伴との事でした。土田会長が何時も話す「ご夫婦仲良く楽しく外出は良い事ですか、介護の気持ちでご夫婦が何時も一緒なのは良くないです」何事にも奥さんに頼って自立出来ない、折角プロヴォックスを入れて喋れるのに、ついつい、奥さんの代弁に頼って避けてしまうと言う理由です。しかし、今回はお二人とも一人で参加されて其れだけで、人が変わったように自信を持ってお互いに喋って居られていました、帰る頃には表情も明るく会話時の姿勢も良くなった様に感じられました。
健常者には何でもない喋る事が、我々喉頭摘出者が喋る事は、心身ともに明るくなり、これからの人生が変わると言っても過言ではないと思います。
この教室も、こつこつと少しでも会員のお役になるように頑張って行きたいと思います。
フリーハンズ推進会担当 木村俊治 |