第28回悠声会関西支部定例会実施報告書
1. 開催日時 : 2020年1月19日(日)13:00〜15:00
2. 開催場所 : 大阪市北区曽根崎新地2−2−16 西梅田MIDビル9階
アットビジネスセンター903号室、904号室
3.参 加 者 : 合計33名
鈴木会長、小泉副会長、悠声会会員 ・ ご家族 23名
医師1名、看護師2名
株式会社アトスメディカルジャパンスタッフ 5名
4. 開催内容
- 鈴木会長
- 最近、声が出にくくなっています。少しかすれています。
聞き取りにくいと思いますが申し訳ありません。
- 1 東京都に対して、認定NPO法人の認定期間の更新手続中です。
- 2 会員在住の自治体に対し、日常生活用具給付の消費税分を認めて頂くようにお願いをしています。
- 3 「新しい声と生きる」新刊本を出版予定です。(販売時期や販売価格は未定)
- 小泉副会長
- 25年前の1月17日は、阪神淡路大震災が発生した日です。震災の経験者が少なくなり、自然災害等に対しての備えをおろそかにしてはいけないと考えています。東京都でも首都直下地震に備えて、耐震住宅に人気が集中しています。日頃から災害等の備えを心がけましょう。
- 伊藤支部長
- 幅広い医療従事者に「シャント発声法」を知ってもらうために、多根総合病院のスタッフのご協力を得て「シャント発声法講習会」を来月下旬に開催します。2月中旬は、医療従事者の国家試験があり、3月になると人事異動が始まるので、2月23日(日)に実施します。
5.参加者の近況報告(抜粋)
- Kさん
- 私は、来月の2月で術後10年になります。手術した数日後に看護師さんが車いすを押してくれて談話室に着いた時にスケートの浅田真央さんが活躍しているのをテレビで見入ってしまったのを記憶しています。
- Mさん
- 下咽頭がんで全摘手術と遊離空腸再建を施術しました。最初は電気喉頭で会話していましたが、シャント発声の情報を知って、今はフリーハンズで会話しています。
- Sさん
- 昨年10月がんセンターで喉頭全摘手術とボイスプロステーシス留置術を同時に施術しました。フリーハンズで会話できます。来月2月に職場復帰します。
- Eさんのご家族
- 父は、咽頭食道狭窄で嚥下に問題があるので、狭窄部分を広くする手術をしました。バルーン拡張術で大きく広がりました。今は栄養チューブを留置したままですが、2週間後に再び診察してもらって、ボイスプロステーシス留置術が可能か相談したいと考えています。
- Jさん
- 昨年12月末に、ボイスプロステーシス留置術を受けました。クリスマスの日に先生と一緒に発声練習をしたら、孫の名前が言えました。今では、孫と会話できます。家にいて、発声練習を怠ると声がでにくくなります。外に出て色々な方と会話することで、会話術や自分に合った良い発声法が身につくと感じました。
- Tさん(看護師)
- 5年前に耳鼻咽喉科で勤務してから、悠声会の活動を知りました。楽しそうに先生と会話している姿を見て、シャント発声に関心を持ちました。今日も友人の看護師と一緒に、色々なことを学びに参加しています。
シャント発声を認知している、医療従事者や介護従事者が少ないので、勉強したいと考えています。
悠声会関西支部支部長 伊藤文博 |