悠声会東海支部

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悠声会東海支部 第18回定例会報告

1 開催日時

令和元年11月17日(日)13時15分〜15時30分

2 開催場所

ヤガミホームヘルスセンター 8階 会議室

3 出席者

悠声会    鈴木会長    会員 5名    非会員 7名
医療関係   医師 1名   言語聴覚士 1名
ヤガミホームヘルスセンター 1名   アトスメディカル 5名

上谷副支部長

今日は支部長の安部さんが体調不良でお休みです。
司会を私が努めます。
それでは定例会を始めます。

鈴木会長

悠声会の活動としては、日常生活用具の給付金の活動をしています。
今年はかなりの自治体が認めてくれましたが、まだまだ少ないので頑張って行きたいと思います。
消費税増税のため基準額が目減りするので、金額の見直しを各自治体に要望することにしています。

那須理事

プロヴォックスの交換をして6か月になります。少しずつ慣れて、よくしゃべれるようになっています。話をすることが大事です。

H先生

最近、もう一度手術をして声が出なくなった人がおり、いろいろ試して、アドヒーシブの貼り方を変えたことで話せるようになったという例があります。ちょっとしたコツを掴んで欲しいと思います。

石川先生

国際医療福祉大学の言語聴覚士、石川です。
喉摘者の嗅覚の研究をしています。以前東京にいたので、悠声会には最初から参加しています。病院で匂いのトレーニングをしているのは4.7%しかありません。
希望者は、是非トレーニングを受けてください。

副支部長

アトスさんからお話があります。

アトス

定例会の連絡で、手違いがありました。申し訳ございません 。

副支部長

では皆さん、近況報告などお願いします。

Tさん

函館のTと言います。以前、名古屋に住んでいました。
年一回名古屋に来ますので、今日は参加しました。
会話を上達させるには、できるだけ電話で話す努力をすることです。

KWさん

鼻水と痰が出てしょうがない。

鈴木会長

最初は多いですが、年数が経つにつれて少なくなります。

Oさん

なかなか声が出ない。

鈴木会長

大丈夫、今でもちゃんと出ているので、トレーニングをしましょう。

KMさん

現役で仕事をしています。職場の環境もあって、やはり痰はでます。

Mさん

9月に喉摘手術を受け、今シャントを検討中です。

UMさん

プロヴォックスを入れて4年半です。
飲んだり食べたりした後の方が、声が出やすいです。
痰は減らないし、匂いが分かりづらい。

鈴木会長

匂いはトレーニングで良くなります。練習してください。

Hさん

だんだん、良くしゃべれるようになってきました。
ハ行とカ行の音が出せない。
1ヶ月前から鼻水が出るようになり、ピンセットで鼻水を引っ張り出しています。

鈴木会長

ピンセットはあまりお勧めしません。
プロヴォックスの利点として、我々は鼻をかむことが出来ます。鼻をかむ練習をしましょう。

Tさん

ハ行の発音については、食道発声ではファ、フィ・・ということも教えています。慣れることが大事です。

USさん

10月に空腸再建手術を受け、今は筆談しています。空腸再建でもシャントは可能ですか?

鈴木会長

大丈夫です。

USさん

声質はどうですか?低音になってしまいますか?

鈴木会長

良い声の方も多いです。個人差がありますが。

USさん

食道発声の練習もしたほうが良いですか

鈴木会長

食道発声の練習はかなり大変ですよ。

Uさん

今日来てみて、早くプロヴォックスを入れたいと思いました。

UTさん

今は筆談です。
今日初めて参加して大変勉強になり、希望が出てきました。

Iさん

富山から来ました。
今は電気喉頭で話をしています。患者会を立ち上げました。
今日皆さんがしゃべっているのを見て衝撃を受けました。私もプロヴォックスを入れたいと思います。
いろんな問題がありますが、がんばりたいです。

OKさん(岐阜)

手術をして5年になります。
電気喉頭で話していますが、納得していません。
今日ここへ来て、皆さんが前を向いて元気にしゃべっておられるのを見て、いいなと思いました。
担当医が症例はないが勉強するよと言ってるので、シャントの手術をどこでやればよいか不安です。

鈴木会長

担当の先生とシャント手術の経験のある先生と、話し合ってもらうのがよいと思います。

副支部長

生きたいでなく、生きるんだと思うことが大切だと思います。
次回の定例会は1月になります。その時は支部長も出席されると思います。
以上で定例会を終わります。お疲れさまでした。

鈴木 ・ 那須 記