28回有明病院患者交流会

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第28回がん研有明病院プロヴォックス患者交流会報告

悠声会監事 若月俊二

1. 日  時  2014年2月21日(金) 14時 〜 16時

2. 場  所  がん研有明病院 4階 会議室

3. 出席者  福島先生、言語聴覚士 豊田先生、与謝野馨特別会員、
         土田会長、岩瀬副会長、嘉村理事、木村監事、若月監事
         患者・ご家族 、アトスメディカル名優(株)スタッフ         合計45名
4. 報告内容

土田会長より悠声会の活動報告2点されました。
1点目は、三年前から厚労省にプロヴォックス(ボイスプロテーゼ)の保険点数見直しの
陳情を行っていましたが、ついに国を動かした。これまではプロムシンガー社の物をースにしたものだけだったが、今回これを一般型(10, 700円)としそれとは別に長期留置型として新たに項目を別にして(28,100円)として認定されました。今年が点数の改定年度であった事や、与謝野馨(前衆議院)先生のお力添えのお蔭と思っております。この事で病院の負担が軽減されるので病院の扱いも一層高まり、患者が利用しやすくなると期待される。

 2点目は、人工鼻の障害者日常生活用具給付認定自治体に関して。陳情活動が功を奏し、32の自治体に増加した。特に、遠方の沖縄県那覇市が認定された事に加え、北海道函館市、小樽市も26年度から実施予定の様子で、大変嬉しく思っております。また、神奈川県横浜市ではスキンプレップ、リムーブ、シリコングルー、ラリボタン、ラリチューブ、シャワーエイドが給付対象として認定された。

・ 出席者からの発言(抜粋)

今回はいつもより早い開催時間でしたが、外来、診察の合間を縫って、福島先生、豊田先生にご参加頂き、日頃抱えている悩みに関して質問や相談にお答え頂き有意義な交流会でした。
また、与謝野先生からは、あまり発声が上手ではないですがと謙遜されながらもハッキリしたお声で、お世話になっている福島先生のためにも、これから何か役に立てることをして行きたい旨の、熱い思いを語っておられたことが印象的でした。

会の最後に、福島先生から、本年、有明病院が頭頸部癌学会を主催する予定で、その中で与謝野先生に特別講演をしていただけるとのこと。本会に参加の皆さんにも6月12日(木)聴講して頂けるように手続きをしていると報告がありました。