フリーハンズ推進勉強会報告

第34回　フリーハンズ推進勉強会報告

　平成26年10月22日（水）　東京都障害者福祉会館・Ｅ室　13:00～15:00
　参加者（全１１名）
　　　役員６名　推進担当.木村監事、土田会長、岩瀨副会長、鈴木理事、高野理事、若月監事
　　　会員３名　Ｉ・Ｙ・Ｍ
　　　アトスメディカル名優２名　金﨑言語聴覚士、岡崎さん

報告の前に全員で簡単な発声して始めました。

木村監事　プロヴォックスにして7年９ヶ月です、留置後すぐに声は出るようになり仕事持ってる私にしては、助かりました。すぐにフリーハンズにしましたが、アドヒーシブが剥がれるなどで上手くいかずHMEに戻しました。その後フリーハンズで健常者のように喋られている谷野さんにお会いして考えが変わりました、それから何があってもフリハンズだけにしょうと思い７年が経ちました。因みに谷野さんに会った時すでに２０年のキャリア有り上手いはずで、日本でそんな早くからシャント発声があったこと自体驚きました。

Ｉさん　今日はフリーハンズを使わずＨＭＥを使って参加しました。最近の悩みは飲み物が種類によって漏れる。ドリンクの種類は個人々違いますが参加者全員少しは漏れる事が有るみたいです。対処の一つとして漏れる事が頭にあるので、恐る恐る飲むと余計漏れる事が有る、普通に一気に飲むと良いかもしれないという意見がありました。

Yさん　プロヴォックス留置手術は病院によって期間が違うらしく、喉摘手術と同時にやるところもあれば、１ヶ月、６ヶ月、１年以上待ってる人もいるらしい。Ｙさんは９ヶ月後に留置したらしいく、１年後の今ではフリーハンズでとてもソフトなしゃべり方で上手いと思います。

Ｈさん　１年半前仕事持っているため早くしゃべれる方法と聞きシャント手術をしました。退院後銀鈴会シャント教室に入会したが、悠声会を知り見学をしたところ、余りにもレベルの違いに驚き、その後悠声会に入会して練習を続けています。目標にする人を見つけ、追いつけ追い越せで頑張っています。

高野理事　食道発声でしゃべっています。この位しゃべればシャントは必要ないと思いますが、本人はシャントの技術が今位当時有れば、確実にシャントにしていると言っています。食道発声の技術を少し実演して頂きました、全く出来ません私も食道発声でしたら、今でも筆談だったかもしれません。

鈴木理事　シャント歴５年になります、ラリボタンにフリーハンズ付けています。ラリボタン付けられる方は、付けた方がアドヒーシブの剥がれの心配する必要もないし、経済的にも少し楽かもしれません。司会などしてしゃべることが多いせいか、どんどんうまくなっています。

土田会長

先日群馬県高崎市に知人を訪問に行ったついでに、世界遺産富岡製糸を見学しました。
２４日に朝日新聞の取材があります。内容は与謝野先生との関わりについての様です。
ベガを取り換えたがすぐに漏れたため、一つサイズを小さくした、前のプロヴォックスⅡのサイズと同じにしたが、なぜ漏れたか解らないそうです。
例会の時リハビリだけをして帰られる方がいます、皆さんの前で現況報告も練習の一旦ですので、必ず一言でもしゃべって頂くようにしたいです。

若月理事　ラリボタンでフリーハンズでしゃべっています。
しゃべる時は力まずゆっくしゃべる事を心がけると良いと思います。
最近体力が落ちてきてるようなので、少し体鍛えています。

岩瀬副会長　Ｋ病院で同時にシャント手術しました。病院にはアトスメディカルのパンフレットが既にあり、先生より説明もありました。その点はよかったと思います。食事の後等のプロヴォックスの穴の詰りなどは、フラッシュが良いと思います。又、シャワーエイドの色を現在の青色より肌色に変更して下さいとアトスメディカル名優さんに要望しました。

その後時間まで、ラリボタン、アドヒーシブの貼り方について、各病院の処遇について等意見交換いました。

金﨑言語聴覚士　先程の例会出席者は一言でもスピーチしてほしいと言ってた件ですが、その患者は全然しゃべれない状態で、しゃべれる様になりましたら、必ず報告するようにいいます。

岡崎さん　東京近郊の方は情報交換は簡単にできますが、地方の方はそれが出来ません、フェイスブックを利用して情報交換してもらいたいです。
シャワーエイドの色の変更ですが、本社に報告します。ヨーロッパでは日本のように集団で風呂に入る習慣がなく、落としてもすぐに解りやすい為に目立つ色にしているようです、色の変更は可能のようです。

雑談中多くの良い意見がありました、有難うございました。

悠声会フリーハンズ推進担当　木村俊治