フリーハンズ推進勉強会報告
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第27回 フリーハンズ推進勉強会報告

 平成26年3月12日(水) 東京都障害者福祉会館 13:00〜15:00
 参加者(全9名)
   役員3名 推進担当.木村監事、土田会長、若月監事
   会員4名 I・S・Y・H
   アトスメディカル名優2名 岡崎さん、言語聴覚士 金アさん 

初めに簡単に発声練習をやり、順番に近況状況、悩みごと、プロヴォックス等に付いて聞きたい事を報告して頂きました。

Iさんは3ヶ月目に成ります、初めてのプヴォツクス交換したそうです、交換前3日間プラグを付けて食事したそうですが、漏れを自覚した場合は、誤嚥性肺炎になる恐れがある為、我慢せず1日でも早く病院に行くべきです。又Iさんは喉頭摘出手術後、ゴルフはこの先無理だと思い、道具を処分したが、プロヴォックスにした後友人に誘われ練習場に行き、全然問題ないので又クラブセット買い今月2回コースに出るそうです。

Sさんは今日は調子が悪い様で、アドヒーシブがすぐに剥がれる、貼り方に問題が有る様です。

Yさんはフリーハンズも順調に上手くなってます、Yさんは自分では声が細いと思って不満の様ですが、私はソフトでプロヴォックスの機能を良く理解していて、上手いと思います。(プロヴォツクスは直径5mmの小さな穴を通して肺の空気を気管より食道に流している、いくら肺活量が大きくても5mmの穴では限界が有ります、ソフトにやさしく空気を通してやれば徐々に声量も大きくなります)

Hさんは相変わらず上手にしゃべっています、しかし今掛かってる病院はプロヴォックスの患者さんが少なく、交換等に慣れてない様で、福島先生にセカンドオピニオンお願いしてもらうように考えてるようです。
Hさんは引越しを考えてる様で、どうせ引越しするのであれば、生活支援の有る行政にと思い、横浜にするそうです、それも一つの良い考えです。

一通りの終わりましたら、全員でいろんな話を時間までしました、この何でもない会話が、しゃべりの練習に成る様です、自分の興味のある話題に成ると夢中でしゃべってます、肩の力を抜き自然体が良いのかもしれません。

追伸
先月或る病院のプロヴォックス患者会に出席しました。30人位の中に気管孔を指で押さえてしゃべってる方が2人いました。1人の方はいつも指で押さえてると言ってました、もう一人の方は初めはアドヒーシブを貼ってカセット付けていましたが、元来大きな声の方見たいで、少しアドヒーシブが剥がれたのでその場で剥がして、指で押さえてしゃべりました、2人とも良い声をしてました。と言う事はアドヒーシブを上手く貼ればカセットでもしゃべれると言う事だと思います。カセットは人工鼻と言う様に加温加湿をして体良いですし、ほこりも取ります、又汚れた手を気にせず清潔です、出来ましたら人工鼻を付けるようにしたら良いのになぁと思いました。

悠声会フリーハンズ推進会担当  木村俊治