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悠声会福岡第29回定例会報告

1 開催日時

平成26年11月9日(日)13時00分〜15時00分

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5F会議室
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

会員9名  家族2名  見学者2名  言語聴覚士2名
アトスメディカル名優(株) スタッフ1名         合計16名

 今回の参加者は、会員とそのご家族、見学者、言語聴覚士等を含め総勢16名の参加がありました。見学者は前回と同じく福岡県うきは市からの男性と久留米市のご夫婦(男性患者)が見学に来られ、会員との会話や言語聴覚士の先生からアドバイスを受けられ大変喜ばれていました。また久留米市からの見学者Eさんにあっては当日悠声会に入会して頂きました。例会と並行して初めに言語聴覚士の佐藤先生からリラクゼーションの形でストレッチと発声の指導をしていただき、また言語聴覚士の石川先生からも会員初め見学者の方のカウンセリングとアドバイスをしていただくなど充実した定例会となりました。

4 開催内容

○ 報告(口石代表)

・福岡市への人工鼻日常生活用具認定要望の継続状況について

 昨年陳情で要望書を提出していた大分県宇佐市で、本年10月からの給付決定がなされたことから、福岡市保健福祉局へ喉頭摘出者用人工鼻障害者日常常生活用具認定自治体リスト(34カ所)と宇佐市の決定通知書のコピーを持参して認定に向けての支援をお願いしております。今後も機会あるごとに要望していきます。

・梅崎医師への協力依頼

 梅崎先生が、九州大学附属病院から福岡山王病院へ異動されたことから改めて訪問し、今後の協力支援をお願いしてきました。梅崎先生からも分からないことがあれば何でも相談してくださいとの温かい言葉をいただいております。

・資料送付

 本年9月の定例会に遠賀郡から見学に来られた方から、人工鼻に関する詳細資料の要望がありましたので取り揃えて送付しております。

○ 会員Nさん

 先月、大分県宇佐市の人工鼻日常生活用具給付決定通知書のコピーを頂いておりましたので、佐世保市役所福祉課に赴き、日常常生活用具認定自治体リスト等と併せて提出し、再度認定要望の交渉をして改めて申請してきました。
アドヒーシブを貼る際に使用するスキンプレップについて、スキンプレップを塗って貼ると粘着が強くなって剥がれにくいとの事ですが、自分の場合は塗らないでそのまま貼った方が剥がれにくいです。

○ 会員Kさん

 プロヴォックスベガを入れているが、以前のプロヴォックスとの差はまだよく分かりません。人工鼻の前にカバーとしてガーゼを掛けているが、ガーゼの上からカセットを押さえて話すと声が出にくいです。

○ 会員Sさん

 プロヴォックスが長いということで少し短いのに交換してもらったが漏れて困ります。気管孔の周りが深いのでアドヒーシブ等課題かなと思います。また連絡手段としてファックス通信でやっています。電話では応対しにくく声が出る時はいいが、咄嗟にかかって来るのは困るので断っている。手術してまだ半年なのでまだいろいろ研究しなくてはと思っています。

※ 最後に

 この他の動きでは、個々それぞれに会話が弾み、発声練習の良い場所になったと思います。

悠声会福岡支部 
代表 口石清人