悠声会九州支部第61回定例会報告 1 開催日時 平成29年7月2日(日)13時00分〜15時00分 2 開催場所 福岡県吉塚合同庁舎5階 ボランティアセンター会議室 3 出席者 会員 9名 家族1名 見学者 5名 言語聴覚士 2名 4 進行係 今月は、Fさん司会進行のもとに進めました。 5 開催内容 ○ 報告(支部長) ・福岡市の人工鼻日常生活用具給付の決定通知 ○ 鈴木会長 皆さんこんにちは。福岡に参りますのは、昨年の3月以来となります。福岡市に日常生活用具の認定をして頂いて大変喜ばしいことだと思います。なんと言っても、政令指定都市である福岡市が実施されるというのが一番、いろんな意味での影響が大きいのではないかと思っています。全国的には、今年の6月現在、138の市区町村で日常生活用具として認められています。これからも、主として政令指定都市、次に会員所在地を重点的に活動していきたいと思っています。6月の総会で、一部役員が交代したところもありますので、また機会を見て出席するようにしていきたいと思っています。 ○ 福岡県議会議員 手術されていた方にお会いした時に会話が出来ていて、その時に悠声会九州支部があるから是非寄ってみて貰えないかということがあって、情報交換等出来たらと来させて頂きました。何らかの形でバックアップ致しますので、よろしくお願いします。 ○ (株)アトスメディカルジャパンS氏 福岡市が日常生活用具給付開始とのことで、弊社の方でご登録のある方々には、給付開始のお知らせをお送りさせていただいております。給付券に関して、ご利用方法などご不明点等ありましたら、弊社に給付券担当がおりますのでご連絡下さい。 〇 石川先生 先週、言語聴覚学会があり、そこで演題発表は200位ありましたが、プロヴォックスに関係する話は私が発表したものだけで、まだまだ普及してないのかなと思います。私自身も啓蒙活動していかなければと感じております。 ○ 佐藤先生 言語聴覚学会の話がありましたが、私も音声言語医学界と嚥下医学界に行っていますが、そちらも発表自体はあまりよくないです。急に暑くなりましたが、飲み込みがしづらい方は、特に水を飲まなくなりますので、こまめに水分を摂るようにして下さい。 〇 見学者のI様(長崎県在住男性55歳患者) 下咽頭癌で手術後、電気喉頭を使用しているが上手く喋れないとのことで、長崎県でプロヴォックスの手術が出来る病院はありますかとの質問がありました。 ※ 回答〜会員のIさんから、2年前に長崎大学病院で手術しました。 ○ 会員Oさん 薬の飲みこみが悪いので、先日嚥下検査をしました。丸い薬は、歯で噛んで潰すと飲み込み安いことが分かりました。 ○ 鈴木会長 中にはカプセルがあるが、厄介なので、なるべくカプセルは避けて錠剤にしてもらっている。どちらかというと口の中で溶けるような薬を貰っています。 ○ 会員Kさん 4月に肉芽が出来て、手術する間プロヴォックスを外していましたが、6月中旬頃に再度プロヴォックスを入れました。喋れることに関しては元に戻った感じです。肉芽が出来た原因については、プロヴォックスの掃除をし過ぎて気道の壁を傷つけたのが化膿して、肉芽まで発達したのではないかと個人的には思っています。 ○ 会員Mさん 年1回の胃カメラ検査を受けたら、胃の方に一寸怪しげなできものがあって、やっちゃったかなと思って、後日検査結果を聞きに行ったら無罪放免されました。 ○ 会員Oさん 5年位前に心筋梗塞をやりまして、先生から歩きなさいと言われて、朝5時頃起きて犬と毎日5キロくらい散歩しておりますが、それ以来身体はすこぶる健康で、やっぱり歩くことはいいのではないかと思います。 ○ 会員Iさん 薬の話ですが、唾液で溶けて飲めるものがクリニックにあるから、相談して替えてもらったらいいです。 ○ 見学者F様(福岡県大牟田市在住70歳男性) カウンセリングを受けて、声が大分出る様になりました。家内に報告できます。有難うございました。 ○ 佐藤先生 肉芽に関して、喉頭摘出された方は胃の物が逆流し易くなるので、胃酸を押さえる薬を飲まれている方もおられるかと思いますが、逆流しやすい方は胃酸の影響で食道粘膜が傷ついて、肉芽が起こりやすいかもしれません。 今回もいつものように定例会と併行して、言語聴覚士の先生方から準備体操と発声練習やカウンセリング等を受け、その後会員等皆さんから、見学者への積極的なアドバイスと会員相互のフリートークでは、近況を楽しく語り合い、また見学者F様が、悠声会へ入会され充実した例会となりました。 ※ 次回は、来月8月6日(日曜)、時間は、13:00〜15:00 悠声会九州支部 |