悠声会九州支部第６４回定例会報告
１ 開催日時
平成２９年１０月１日（日）１３時００分〜１５時００分
２ 開催場所
福岡県吉塚合同庁舎５階 ボランティアセンター会議室
（福岡県ＮＰＯ・ボランティアセンター）
３ 出席者
会員 ９名 家族１名 見学者 ２名 言語聴覚士 １名
(株)アトスメディカルジャパン １名 合計１４名
４ 進行係
今月は、Ｙさん司会進行のもとに進めました。
５ 開催内容
○ 報告(支部長)
・大牟田市への人工鼻日常生活用具給付陳情
９月２８日大牟田市役所保健福祉部へ、泰松副支部長とＦ会員（大牟田市在住）の３名で訪問し、給付要望書を提出の上、早期認定に向けてのお願いをして来ました。保健福祉部では、担当の障害・援護担当課長以下３名で真摯に対応頂き、検討致しますとの返事を頂いております。
○ 佐藤先生
今日から１０月ですけど、急に寒くなったような気がしますが、季節の変わり目で風邪等に気を付けて下さい。それでは、今日も準備運動をやって臭いの練習も３種類していきます。
○ 会員Ｙさん
昨日、ＮＨＫの番組で人体というのがあっていました。今までは脳から各臓器に指令が行くのが当たり前だったが、今は各臓器から各臓器に指示が出来て、心臓からもメッセージが出て、ＡＮＰという何か物質を送る能力が人間にはあるそうです。それで癌の手術の時に、ＡＮＰという薬剤か何かを投与すると癌の再発率がすごく下がって生存率が伸びたと説明されていて、これから癌の手術もすごくよくなるのかなと思って楽しみに観ていました。
〇 会員Ｋさん
最近、ハンズフリーを日常生活で使っていて大分慣れてきていましたが、２〜３日前ハンズフリーを使用しているのを忘れて地下鉄の階段を急ぎ足で上ったところ、途端に過呼吸を起こして２〜３分その場で休んでいましたが、いずれにしてもどれだけその無意識の中で使えるかということが大事ですので、日頃から運動もして、できるだけ日常生活の中で使おうと思っています。
○ 会員Ｆさん
シャント発声にして５年になりますが、なかなか声の調子は良くならないで、喋らないとどんどん悪くなっています。練習不足というか臭いと一緒で嗅覚はさぼるといいますが、食道も声を出さないといけないなというのが実感です。
〇 会員Ｔさん
食道再建していて、小腸の蠕動運動で食べ物の飲み込みが非常に難しいです。最近酷くなったので、胃カメラ検査の時見てもらったら、胃カメラが通るから心配ないと言われましたが、でもやっぱり通りが悪いです。会話ではシャント発声にして、風邪を引いたのと言われるぐらいですが、電話の声が聞き取りにくいと言われて、それが一番困っています。
○ 会員Ｙさん
体力が落ちていてマイペースでいっています。体力は落ちるのは簡単だけど取り戻すのは時間がかかるので、ボチボチ運動量を増やしてなるだけ元気で体力維持を頑張りたいと思います。
○ 会員Ｉさん
先月２５日にプロヴォックスの交換をしました。前回のものは、７か月使用しましたがかなり汚れていました。交換したら弁の動きが物凄くスムーズになりました。
○ 会員Ｆさん
先日、支部長さん方と一緒に、人工鼻の日常生活用具給付陳情に行ってきました。本当に有難うございました。今日は声の調子がいいようです。皆さんと一緒にこの会に出席することで、話すのがだんだん楽しくなるように精進していきたいと思っています。
○ 会員Ｙさん
今は、朝早く起きて歩くことを心掛けています。丁度いい時候で、また歩くには汗もそんなにかかないし、なるべく外に出て、身体を動かすように心掛ければと思っています。声も、トレーニングを怠るとだんだん出難くなるのかなと、そんなことも感じております。
○ 見学者Ｋ様（大分県在住）
今年７月に、東京のがん研有明病院でプロヴォックスを留置しました。悠声会の木村副会長さんから入会を勧められて見学に来ました。今一番困っているのは食事で、細かく３０回位噛んで食べれば入りますが、肉やサラダというものがなかなか食べられないです。今先生にカウンセリングでアドバイスを受けたので努力してみます。
今回もいつものように定例会と併行して、言語聴覚士の先生から準備体操と発声練習や臭覚回復訓練と臭い当てテスト等を受け、その後会員等皆さんのフリートークでは、近況を楽しく語り合い、また見学者のＫさんからは、会員皆さんの体験談や言語聴覚士の先生からカウンセリングとアドバイスを受けられ、見学に来て本当に良かったと大変喜ばれ、また悠声会へも入会され有意義な例会となりました。
※ 次回は、１１月５日(日曜)、時間は、１３：００〜１５：００
場所はＮＰＯボランティアセンター５階会議室です。
Ｋさんの司会で行います。
悠声会九州支部
支部長 口石清人