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悠声会福岡第26回定例会・特別カウンセリング会報告

1 開催日時

平成26年8月17日(日)13時00分〜15時00分
     カウンセリング(13時00分〜16時00分)

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5F会議室
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

会員8名  家族3名  見学1名  言語聴覚士4名
悠声会東京本部2名(土田会長、岩瀬副会長) 
アトスメディカル名優(株) 板垣社長以下スタッフ3名         合計21名出席

 今回の参加者は、会員とそのご家族、見学者、言語聴覚士等を含め総勢21名の参加がありました。見学者は熊本県在住の男性で奥様と娘さん共々見学がありカウンセリングも受けられ喜ばれていました。

4 開催内容

○ 土田会長

@ 人工鼻の日常生活用具認定要望の陳情について

平成26年7月1日北海道旭川市役所
平成26年8月6日大阪市、神戸市
平成26年8月15日川崎市
また、今月29日茨城の坂戸市役所に行く予定です。

A フリーハンズ教室と会員宅(21日)にNHK Eテレの取材予定について

B 女性会(懇親会)開催について〜平成26年10月5日 会場:スエーデン大使館

○ 岩瀬副会長

@ 悠声会ホームページ

ホームページの責任者をしており閲覧者が増えて嬉しく思っています。陳情活動内容等を登載しています。今年からサークルスクエアで、ホームページに書けない議事録等を会員のみが見れるようにしていますので、私か会長のところにメールアドレスを通知してもらえれば登録して閲覧できるようにいたします。

A NHKハートネット(医療関係チャンネル)

9月にハートネットTVでシャント法の放映予定です。詳細は後日お知らせします。

B 食道発声は銀鈴会、シャント発声は悠声会とやっていますが、本来は病院のリハビリテーション科でやるべきじゃないかとの話も出ています。

○ 亀井先生(日本大学板橋病院言語聴覚士)

@ アンケートの協力要請

「喉頭全摘出に関するアンケート調査 2014年度版」

A カウンセリング

話したい時に直ぐに声が出ないとか、アドヒーシブが剥がれやすいこと。
アドヒーシブの正しい装着要領。
HMEカセットは就寝時も肺の保護のため付けた方が良い。
食後プロヴォックスのブラシがけの励行。
等々会員それぞれに応じてカウンセリング指導して頂いた。

○ 板垣社長(アトスメディカル名優)

@ 新しいプロヴォックの紹介

プロヴォックスベガを7月から販売開始しています。各病院の準備が整い次第暫時切り替えになっていきます。着けられましたら感想をお願いします。

A シャント発声普及記事

日本でのシャント発声普及の課題とどういう取組が必要かについて、福島先生等の四者会談記事がスエーデン大使館が発行している雑誌に掲載されていますので紹介します。(福岡支部に一部贈呈します。) 

○ 悠声会福岡活動報告

@ 福岡市役所保健局人工鼻日常生活用具給付認定検討委員会の結果回答

福岡市保健局担当者より、九州大学病院と九州厚生局に確認したところ、在宅気管切開患者指導管理料と気管切開患者用人工鼻加算で人工鼻に関する用具を支給でき、保険診療で対応できることになっているので病院に確認してもらいたいとの回答があった。

A 九州大学病院への確認

九州大学病院に人工鼻に関する用具の支給について確認したところ、HMEカセットのみ取扱って交付しているとの回答があり、再度福岡市保健局に相談に行く予定です。

○ 見学者からの質問

見学者Sさんから、痰が多くてよく咽る。また痰が多いので気管孔とプロヴォックスの手入れを頻繁にしないといけないが大変でどうしたら良いのか困っています。
回答
言語聴覚士のI先生から、Sさんの痰が多いのは、普段HMEカセットを着けられてないのが一つの原因かなと思われるので肺の保湿のためにもカセットを着けられて様子を見てください。
O会員は、プロヴォックスの掃除はブラシ以外にうがいをすると奇麗になります。

今回の定例会(特別カウンセリング)には、東京から亀井先生はじめ悠声会土田会長、岩瀬副会長、アトスメディカル名優(株)社長・スタッフと福岡の言語聴覚士の先生等多数参加いただきました。カウンセラーとして亀井知春先生はじめ先生方には時間の許す限りカウンセリングはじめ会員の疑問に対するアドバイスをしていただき感謝申し上げます。

カウンセリング会場風景

悠声会福岡支部  代表 口石清人