悠声会九州支部

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悠声会九州支部第37回定例会報告

1 開催日時

平成27年7月5日(日)13時00分〜15時00分

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5階 会議室
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

会員9名  家族2名  見学者2名  言語聴覚士 1名        合計14名

4 開催内容

○ 報告(支部長)

日常生活用具給付決定
福岡県うきは市が日常生活用具給付について、平成27年6月から月限度額/23,100円(4ヶ月分)で、HMEカセット・アドッヒーシブ・スキムプレップ・リムーブ・シリコングレー・ブラッシの購入枠で給付決定。

○ 会員Oさん

プロヴォックスを交換して一週間くらいで真中から漏れたので非常に困った。交換して現在は漏れがないが、理由としてプロヴォックスの掃除が一番大事です。朝と寝る前にフラッシュも5回から10回ほどお湯を使って掃除をして不純物を取り画期的な効果が出ました。またカンジダ菌が付着したらアウトです。こびり付いて取れないようになります。

○ 会員Mさん

カンジダ菌が付着しないように、病院から処方のカンジダ菌防止のフロリードゲル剤を綿棒につけてプロヴォックスに塗っていて、現在のところカンジダ菌の付着はありません。

○ 会員Fさん

カンジダ菌防止で、病院処方のアトラントをブラッシの先端に着けて3回位塗っています。最初つけなくて3ヶ月でカンジダ菌が付着したが、薬を使ってからはカンジダ菌の付着はありません。フリーハンズの練習を始めたが声量が足りなくて時々指を添えて話している。いろんな場面でフリーハンズにしてよかったと感じています。

○ 会員Yさん

電気喉頭を使用していましたが、今年3月にプロヴォックス留置して話せるようになり、先日も孫と電話で返事ができて大変喜んでいます。

○ 見学者N様

父はカニューレが入っている状態で先生からカニューレを外したら気管孔が小さくなるのでしていて下さいと止められている状態です。知識がゼロの状態で前回から参加させていただいていろいろな話が聞けてすごく勉強になりました。父といろいろ話をしたいと思っています。

○ 見学者F様

先月24日にプロヴォックス留置をしたのですが、はじめかなり漏れていました。その時は声が出ていたのですが、今は食道側に空気が行かないので声が出ません。清掃は毎食後しています。今でも日によって漏れがあります。空気が通らないことについて、入院中は粘膜のためではないかと言われて、10日経つのですがまだ空気が通らないです。

※ 回答(佐藤先生)

声を出そうと力を入れすぎると開きにくかったりするので、空気が通っている感覚を覚えるため、最初は母音で軽く「アー」とか、首の向きとか変えてリラックスしてからすると良いと思います。

○ 会員Hさん

まだなかなかうまく喋れないです。発声等メンテナスに関して病院の先生は全く教えてくれないです。それで自分で手さぐりしながらやっています。こうして皆さんとお会いしただけで非常に心強く思っています。今後ともよろしくお願いします。

※ 今回は、いつものように定例会と併行して言語聴覚士の佐藤先生からリラクゼーション体操と発声の練習や日頃困っている事等へのアドバイスをして頂き、会員皆さんからはプロヴォックスの漏れ対策等多くの情報提供がされるなど、会員相互のフリートークで楽しく語り合う例会となりました。
また今回、見学のFさんが悠声会へ入会され九州支部会員16名となります。

悠声会九州支部 
支部長 口石清人