悠声会九州支部

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悠声会九州支部第38回定例会報告

1 開催日時

平成27年8月2日(日)13時00分〜15時00分

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5階 会議室
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

会員9名  家族3名  見学者2名  言語聴覚士 2名
アトスメディカル名優1名                  合計17名

4 進行係

今月は、Kさん司会進行のもとに進めました

5 開催内容

○ 会員Kさん

食道から出てくる唾等に粘りが出てプロヴォックスに付着して声が出難いです。対策として食道側に水を含んで柔らかく流動性の痰にして除去するとよいとインターネットのブログに載っていました

○ 会員Fさん

プロヴォックス術後、医師はプロヴォックス留置だけで、その後の発声等メンテナンスが全くありませんでした。悠声会をインターネットで知って見学に来て入会して3年が経ちます。悠声会では一番情報が入ってきます。皆さんのお蔭でフリーハンズもできる様になり、会員皆さんが先生と思っていて大変感謝しています。これからも参加して勉強していきます。

○ 見学者E様ご家族(長崎県)

夫が咽頭癌で手術を受けましたが、筆談ばかりでなかなか会話が進まないです。シャント法の術式があるというのは先生から何も言われませんでした。声を失いましてそこで終わりでした。その後インターネットで調べてシャント術式があることを知りましたが、近くに病院がないことや術後のメンテナンスの事を考えると、二の足を踏んでいたような気がします。娘から「お父さんと以前のように普通に話をしている夢を見た」とメールをもらった時に、その夢を実現させたいと本当に心からそう思い早くその手術を受けて欲しいと思っていました、今日この会に出席させてもらったというのも夫としては一歩前に踏み出してくれたと思っています。

○ 見学者E様(長崎県)

一番聞きたいことは、メンテナンスで気管孔から自分で自由に掃除が出来るかの事です。自分で出来るならシャント留置をしてみたいと思います。

※ 回答(Kさん)

皆さん自分でできています。プロヴォックスの穴の中にブラッシを入れて掃除が出来ます。鏡を置いてライトで照らしながらすると楽にできます。

○ 見学者N様(佐賀県)

先々月、アトス社の方に来て頂き勉強会をいたしました。その時シャント法の生活用具を何とか保険適用にならないかというような話も出て、県に相談に行ったところ人工鼻に関して予算がないので市、町の方に推薦しましょうとの返事を頂き、県内の福祉担当者が集まり人工鼻の説明をしていただきました。今後、市・町に人工鼻のメリット等相談に行きたいと思っています。今日見学させて頂き皆さんの話を聞いて大変参考になりました。今日は本当にありがとうございました。

○ 石川先生のアンケート

・ ロヴォックス・リハビリ等に関するアンケート
・ 日常のにおいアンケート
・ 声に関する質問

※ 今回は、いつものように定例会と併行して言語聴覚士の先生方からリラクゼーション体操と発声の練習やカウンセリングを受け、また日頃困っている事等へのアドバイスをして頂き、会員相互のフリートークで楽しく語り合う例会となりました。
また今回、見学のN様が悠声会へ入会され九州支部会員17名となります。

悠声会九州支部 
支部長 口石清人