悠声会九州支部

 

悠声会九州支部第87回定例会報告

1 開催日時

令和元年9月8日(日)13時00分〜15時00分

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5階 ボランティアセンター フロア
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

会員 12名   家族 2名   見学 1名   言語聴覚士 1名
(株)アトスメディカルジャパン 2名                  合計18名

4 進行係

今月は、Nさん司会進行のもとに進めました。

5 開催内容

○ 司会Nさん

 皆さん、こんにちは。暑い中ご参加いただきまして、有難うございます。只今から、9月度の定例会を行います。どうぞよろしくお願い致します。

○ 佐藤先生

 今年はちょっと変な年で、梅雨入りも遅くて梅雨明けも遅かったのですけども、今日は一転、また暑くなってという事で、気温の差が激しく体調を崩しやすいような天気になっているかなと思います。皆さん脱水症状も含めて、他にも風邪であったりとか、こういう温度変化が激しいときは食欲も落ちたりしますので、体調管理に気を付けていただければと思います。それでは準備運動からしていき、その後臭いの練習をします。皆さん唇を閉じたまま、鼻を介して口の中に空気が入ってくるような感じでの動きです。

○ (株)アトスメディカルジャパン Sさん

 私共からのご案内は一点だけさせて頂きます。10月から増税というところで、私共の製品に関しても消費税率が上がることで影響がございます。何を持ってして10月からということですが、製品の発送が10月1日以降の物に関しては、消費税率が10%の適用になります。それから業務的なところで、新しく福岡駐在でSが7月末に入社しまして、営業に同行しております。

○ (株)アトスメディカルジャパン Sさん

 Sといいます。前職は看護師をしていました。これからよろしくお願いします。

○ 司会Nさん

 それでは、いつものように声を出して行きたいと思います。

○ 会員Yさん

 今日、家を出る時は何もなかったのですけど、歩いている途中で両ふくらはぎが急激に痛くなって、これは熱中症かなと。何か歩くのが困難なくらい痛くなって、ここに来るのがやっとでした。

○ 会員Kさん

 カセットをつけて階段を歩いたりすると、時々息切れを起こして苦しくなります。ところが、先日カセットをとったまま階段を走り込んだ時にどういう事もなくて、いままで空気をいかに吸うかと吸う事ばかり考えて吐くことを忘れていて、完全に100パーセント吐かないうちに吸おうとするから、苦しくなりますね。

○ 会員Oさん

 食べ物が喉を通らないので、昨年、食道のバルーン拡張手術をして、何とか食べられるようになりました。よく噛んでから飲み込んでも時々喉に詰まる時は、手で揉み解して通しています。

○ 見学者Iさん(男性)

 声が出ません。まだまだ状態が良くないです。

○ 会員Sさん

 なかなか慣れずに、声が出せません。電気喉頭が使いやすいのでこればかり使って、プロヴォックスは上達しません。食道の狭さく症があってまた、来週広げてもらうようにしています。

○ 会員Yさん

 私も喉の通りが悪いので、バルーン拡張をしています。

○ 会員Iさん

 雨がずっと降っていますけど、毎朝、雨の土砂降りの日でも傘を差して歩いています。また9月の終わり頃から、長崎街道を歩いてみようと思っています。  

○ 会員Tさん

 Tです。なかなか毎日、24時間が短いように感じます。

○ 会員Iさん

 先日胃カメラ検査をしたところ、ポリープがあって生検しましたが、幸い悪性ではないと言う事で安心しました。また10月に検査するとの事で、病院行きが多くて大変です。

○ 会員Fさん

 私もお蔭様で、喋るのが慣れてきてコツが掴めているような感じです。先生から、深呼吸するように言われています。一番効果があると思います。また最近はスーパーのレジに行った時に、練習と思ってなるべく声を掛けて話すようにしています。

○ 会員Yさん

 この3ヶ月位、忙しくてこの会を休んでいました。今日は久し振りにお会い出来て、良かったと思っています。
こうして同じ障害を持った仲間の皆さん方と会うと、励みになります。お互いにこういう集いを大事にして行きたいと思います。

○ 会員Nさん

 8月に食道癌2年目の内視鏡検査を受けました。このプロヴォックスを入れての検査は苦しいですね。検査結果は全く問題なしで、大丈夫とのお墨付きをもらいました。一つずつ難関を乗り切って、今があります。非常に頑張っております。どうぞよろしくお願いします。

○ 支部長

 前回の例会で、アドヒーシブの一番いい貼り方について質問がありましたが、皆さんからも自分はこういう貼り方をしていると教えていただければと思います。今からここで私の貼り方を実験台としてやりますので、参考になればと思います。

○ (株)アトスメディカルジャパン Sさん

 アドヒーシブの貼り方を補足しますと、気管孔の頸部の凹凸の加減とか肌の強弱に応じて、人工鼻の形状にかなり種類があります。プロヴォックスルナを入れて8種類あります。一般的に使われているのが、この楕円形のフレキシダームか肌色のオプティダームと言うところです。楕円形シールの面積の特性を生かして、必要に応じて剥がれやすい部分があれば、角度を変えてちょっと長い部分が来るように貼っていただくと良いかなと思います。

○ 司会Nさん

 丁度時間となりましたので、定例会を終了したいと思いますが、今迄で何かご質問はありませんか。

 有難うございました。

 今回もいつものように、定例会と併行して、言語聴覚士の先生から準備体操と発声や嗅覚練習等を受け、その後会員相互のフリートークでは、近況を語り合い、皆さんから貴重なアドバイスもあり、大変充実した例会となりました。
例会終了後には、博多駅近くのお店で懇親会を開催し、和やかな雰囲気の中に親睦を深め、楽しいひと時を過ごしました。

※ 次回は、令和元年10月6日(日曜)、時間は、13:00〜15:00
  場所はNPOボランティアセンター5階会議室です。
  Yさんの司会で行います。

悠声会九州支部 
支部長 口石清人