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悠声会九州支部第90回定例会報告 1 開催日時 令和元年12月1日(日)13時00分〜15時00分 2 開催場所 福岡県吉塚合同庁舎5階 ボランティアセンター フロア 3 出席者 鈴木会長 会員 9名 言語聴覚士 1名 4 進行係 今月は、Iさん司会進行のもとに進めました。 5 開催内容 ○ 司会Iさん 第90回定例会を開催します。今日は、東京から鈴木会長とアトスメディカルジャパンの板垣社長が見えていますので、後でご挨拶をよろしくお願いします。まず支部長から、報告お願いします。 ○ 支部長 今年最後の定例会です。1年間、毎月1回開催することが出来ました。日常生活用具給付陳情活動も2ヶ所の自治体に対して実施しております。まだ認定されていない自治体がありますので、これからも陳情活動をしていかなければと思っています。皆さんのご協力よろしくお願いします。 〇 鈴木会長 こんにちは。昨年もこの12月の定例会に参加させて頂きました。日常生活用具の関係ですが、全国的に今あまり活動が出来てなく、少し伸びが鈍っております。ただ、この10月に消費税が10パーセントに変わりましたので、各自治体にこの見直しをお願いしょうと、取敢えず会員の日常生活用具が認められている自治体に対して、先週全国100ヶ所それぞれに手紙を送ったところです。悠声会の活動としては、10月に関東地区だけですが、女性の喉摘者で会員でない方も含めて懇談会を開きました。8名程参加していただいて、臭いに関する事や悩み事等の話をしていただきました。それから、シャントに関するバイブルが出版されます。「新しい声と生きる〜癌で失った声をシャント発声で取り戻す〜」という本です。来年1月に出版される予定で、これから手術する、あるいはシャントをする方には十分役に立つ内容ではないかと思います。 ○ 司会Iさん 出版されたら、是非ホームページに上げていただきたいと思います。 ○ 板垣社長 皆様こんにちは。いくつか弊社の取組状況なんかを含めて、一つ目は日常生活用具の増税に伴う見直しというところで、自治体さんによっては、自治体さん側の方で見直しされ、上方修正されていたという事例もチラホラございます。そういった前例で、皆様がお出しになられた要望書に対して影響を与えられのではないかと思いますので、情報が入りましたら、都度情報共有させて頂きたいなと思っております。二つ目は、アメリカのお医者様で、実際に喉摘されてシャント発声されている方が、ご自身の体験に基づく本を書かれております。「喉摘者の為のガイドブック」というタイトルです。私共の方でもホームページで見れるように掲載させていただいております。 ○ アトスメディカルSさん ご案内ですが、宮崎市が給付を開始している事が分かりました。シャント発声に限らず、全ての喉摘者の方が対象です。九州の県庁所在地すべてに認定されたことになります。 ○ 佐藤先生 山王病院の佐藤です。何か今年はいろんな事があり過ぎて初めの頃に何があったか全く忘れしまった状況ですが、気候も不安定な感じでインフルエンザも10月から流行るという変わった年ですので、インフルエンザ等に気を付けていただければと思います。それでは準備運動からやって行きます。また、臭いの練習ですが、唇を閉じたままあくびをするように動かします。これは口の中に陰圧を作って鼻を介して臭気を作っていく原理になります。臭いの細胞は使ってないと落ちるので、お食事の時等、いろいろ臭いを嗅がれて使うようにして下さい。 ○ 会員Iさん この臭いのテストですけど、手術して3年位なりますが全然臭いません。 ○ 佐藤先生 能動的に臭いを感じる努力をして使わないと落ちます。 ○ 司会Iさん それでは、フリートークを始めたいと思います。 ○ 会員Yさん 先程、鈴木会長が消費増税の件で各自治体に陳情書を出されたと聞き、それぞれにオリジナル性を持たせようと内容も変える努力をされ、非常に大変だろなと感じた次第です。それと今日は、福岡国際マラソンにいつもひっかかって遅刻しそうになるので、電車、地下鉄、JRで来たらえらい早く着きました。 ○ 会員Kさん プロヴォックスを入れた時に、直ぐに声が出たので有頂天になって臭いの練習はほとんどしなかったので、それが今になって全然臭わないです。 ○ 会員Sさん 声が伝わったらと思っていますが、一般の方にはこういう声はなかなか聞き取れないようで、どうしても手っ取り早く電気喉頭の方に切り替えて話しています。 ○ 会員Nさん 消費増税の件ですが、私の自治体は10月から10パーセント対応です。このプロセスとして福祉課は社会福祉課と障害福祉課とありますが、障害福祉課は別棟になっていて職員の方との意志疎通も非常にうまく行っています。アトスの担当者とも連絡を密にされて、職員の方も詳しいです。 ○ 会員Yさん 今ちょっと飲み込みで苦労していますが、少しずつやって行きたいと思っています。 ○ 会員Fさん 最初に喋る時に、声がパッと上手く出ないのですけど、ここに来ると声の出が良くなります。やっ ○ 会員Iさん 胃カメラ検査をして2週間後に結果を聞きに行ったら、私を診て見落としがあると怖いから、ガンセンター等別の病院に行って診てもらって下さいと言われました。今年は定例会を3回ほどずる休みしましたが、来年からは真面目に出てきます。 ○ 鈴木会長 Sさんは話される時にカセットを押さえるだけでなく、喉のどこか大きな声が出る場所を一ヶ所探して軽く押さえてお話になると、かなり大きな声が出るのではないかと思います。 ○ 司会Iさん 6ヶ月に1回胃カメラ検査をしていますが、先月初めて生体検査がありました。また半年後に検査を受ける様にしていてやっぱりホッとしますね。それから今日みたいにいろいろ話をして、直ぐにアドバイスを貰えるような状態がいいですね。 今回は鈴木会長と(株)アトスメディカルジャパンの板垣社長にも出席いただき、有意義な意見交換が出来ました。また定例会と併行して、言語聴覚士の先生から臭覚テストやカウンセリング等受け、会員相互のフリートークでは近況を語り合い、充実した例会となりました。また例会終了後には、博多駅近くのお店で忘年会を開催し、和やかな雰囲気の中に親睦を深め、楽しいひと時を過ごしました。 ※ 次回は、令和2年1月12日(日曜)、時間は、13:00〜15:00 悠声会九州支部 |