第76回 悠声会報告書
1. 開催日時 平成25年12月8日(日)13:00〜15:00
2. 開催場所 東京都障碍者福祉会館2F (リハビリ 別室)
出席者 役員8名 会員47名(内 福岡6名) 見学者8名 言語聴覚士4名 アトスメディカル7名
計74名
報告事項
- 11月14日埼玉県本庄市、28日東京都板橋区に人工鼻の日常生活用具認定の陳情(会長)
- 11月15日自治医科大学「栃木プロヴォックス患者会」17日「悠声会関西支部」22日「悠声会千葉支部」に参加(会長、副会長)
- 愛媛県伊方町の人工鼻の日常生活用具の取り扱いが来年4月より、横浜市と同じような金額の縛りでの運用になります
- 新しいベースプレート(スタビリベース)が承認になり、アトス名優より販売開始
会員からの発言(抜粋)
「悠声会福岡」の口石代表から前々から東京の例会に出たいという声があり今日は6名で参加しています、昨年4月に5名で発足し現在は15名で毎月例会を行い、九州大学病院からも言語聴覚士の先生等参加していただいている由挨拶がありました、Sさんは前回少し声の出が悪くプロヴォックスを変えたら良くなったそうですがなんと1年以上交換しないで使用していたそうです
東京で初めて日常生活用具に認定された時、尽力していただいた世田谷区の上川区議にも参加していただき「悠声会とは2008年、前から調べていたボイスプロテーゼを皆さん見事に使って社会復帰している様子を見て感動し、皆さんと協力して人工鼻に関して社会制度として補助の対象にすべく勉強会を立ち上げ、2009年春から世田谷区で認定されました、その後は20か所以上の自治体で給付対象になったのは皆さんの努力のたまものです」というお言葉をいただきました
Hさんはイベントを取扱う会社の社長ですが、プロヴォックスを入れて半年で秋田に出張しディナーショウをうまくこなし自信がついたそうです
「悠声会福岡」のOさん全摘出をして4年、プロヴォックスを入れて2年ですが空腸異色なのでなかなか思うような声が出ません、東京の方々は素晴らしい声を出されているので見習いたいです
質問事項
- Q
- プロヴォックスに痰が絡み、ブラシで擦っても空気のとおりが悪く発声がしにくいのですが?
- A
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プロヴォックス内側につく痰を掃除するのは、アトスで販売しているフラッシュを使ってぬるま湯で洗い流すのが効果的と思います、初めは気管の中にお湯がこぼれると危険ですので空気でフラッシングして慣れたらお湯で行ってください
- Q
- 新製品のベースプレート、スタビリベースについて説明してください
- A
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今回発売のスタビリベースは気管孔の窪まっている方などに使いやすい形状になっており、接着の仕方も今までの製品より工夫され失敗が少なくなっています、フレキシダームに比べ1.7倍長持ちするというデータもあります
土田、岩瀬、高野
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