悠声会九州支部

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悠声会九州支部第72回定例会報告

1 開催日時

平成30年6月3日(日)13時00分〜15時00分

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5階 ボランティアセンター会議室
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

会員 13名   家族 1名   見学 2名   言語聴覚士 2名
(株)アトスメディカルジャパン 1名            合計19名

4 進行係

今月は、Yさん司会進行のもとに進めました。

5 開催内容

○ 支部長

  • 久留米市への日常生活用具給付再陳情
    5月29日久留米市役所健康福祉部障害者福祉課へ、泰松副支部長と2名で訪問し給付要望書を提出の上、早期認定に向けて予算化のお願いをして来ました。福祉課では担当課長以下4名で真摯に対応頂き、検討致しますとの返事を頂いております。
  • 平成29年度九州支部活動報告
    毎月1回の定例会を開催し、12回開催で会員、家族、言語聴覚士、見学者等209名の参加がありました。また陳情訪問活動3回他資料送付提出等、その他役員会、懇親会を実施しています。

○ 佐藤先生

 暑くなってきましたので、脱水症にならないように、こまめな水分補給に注意して下さい。それでは体操や発声練習の後、臭いの訓練もしていきます。

○ 石川先生

プロヴォックスの治験が集まったアトスさんの資料に、私の論文が載ったそうですが、嗅覚訓練を日本だと4.7パーセントしかしてないようで、今、東京で嗅覚訓練の効果を検証している最中ですが、検査キットが高価でなかなかこちらに持ってこられなくて、少し持ってこられたら、こちらでも協力いただこうかなと思っています。

○ (株)アトスメディカルジャパンOさん

 先月、ルナの人工鼻を配らせて頂きましたが、皆さん試されてみましたでしょうか。汗とか水とかで膨らむ性質がありますので、皆さん試されて、何かご意見があれば是非伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。

○ 会員Kさん

 喉だけは気を付けていたのですけど、先日、パソコン画面がチラチラ、フラフラしたので近くの眼科に行ったら、飛蚊症で治らないので慣れるしかないという事でした。

○ 会員Oさん

 最近声が出難くいのは、移植した空腸がだんだん細くなって、もう5ミリない位細くなって、食べ物が流動食みたいな感じでしか食べられなくなり、バールン拡張で医療センターに行き、胃カメラで診てもらったら、一番細い胃カメラも喉のところで入らなくて、拡張のつもりで何回かカメラを出し入れされたら、その後逆に炎症を起こしていよいよ水も飲めなくなりました。まる一日経ったら少し飲めるようになったが、今でも水を飲むのも苦労するぐらいで、結局病院の見解ではリスクが高いので拡張術はしませんと言われ大学病院を紹介されました。

○ 会員Mさん

 梅雨に入って暑くなりましたが、この季節になると、私は手術後の後遺症を思い知らされます。
というのは私は喉頭を全摘し、その後リンパ節と甲状腺の左側だけを切除していますが、そうすると汗を掻くのですが、首から上は顔の右半分しか汗を掻きません。

〇 会員Nさん

 最近、車を運転していますと何か眩しくて、夜も見難いので眼科に行ったら、白内障で早く切った方がいいですよと言う事で、今月手術をするようにしております。一寸サングラスをしていますが、しばらくはこうしておかなければいけないかなと思っています。

○ アトスOさん

 アドヒーシブが以前より剥がれやすくなったと感じている方、またシリコングルーもサラサラになって、塗っても剥がれやすいと感じている方、おられますか?Tさんは3ヶ月位前からと言うことですが、個人差があるかもしれないですけど、本社にもご意見があった事を申し伝えます。

○ 会員Tさん

 プロテーゼの周りの輪っかを入れているのを外して、今度大きいサイズのプロヴォックスに交換してみたら、周りからの漏れはないでけど、声を出すのがきつくなりました。直径が大きくなった分、酸素の取り込み量が沢山いるから、話し続けるのがしんどいです。

○ 会員Yさん

 気候も良くなりましたから、体力を強化しようと思って運動や出歩くような運動を心掛けています。徐々に体力がついているみたいで、秋口までに少し頑張りたいと思います。

○ 会員Sさん

 先月、親戚の法事で食事の時に、食べて少し飲み込むその途中で急に意識を失いまして、幸いすぐ横に看護師さんがおりまして、直ぐに吐かせて救急車を呼んで、その後喉が詰まって声が出ないのでブラシで掃除をして、言葉が出る様になりました。そうしたら医師と看護師の方も、初めて見て勉強になりましたと言われました。やっぱりそれなりに加齢でしょうから、用心しないといけないなと思いました。

○ 会員Fさん

 皆さんから、いろいろアドバイスを頂いて、大分漏れなくなりました。有難うございます。なかなかここに来ると力が入って、なるべく力が入らないように話をするようにしています。

○ 会員Nさん

 後でカウンセリングを受けます。今あまり喋れません。2週間位前、熱が出て不整脈がありましたが、それ以外はありません。

○ 会員Fさん

 昨年暮れに、上部食道癌で手術を受けまして、それが原因でかなり声量も落としてしまいまして、喋れるのは喋れるのですが、非常に苦しいです。先日病院に行って、声があまり出ないので見てもらったら肉芽が急成長していて、プロヴォックスに被さって空気の通りがよくないようですが、医師の見解でしばらく様子を見ることにしました。

○ 会員Iさん

 ここ6ヶ月位は車をやめて、電車で博多まで来ています。少し早めに来て天神をウロウロしています。それから九大前まで地下鉄で来て、日蓮さんを見てからここまで来ています。毎朝、大雨が降らない限りは歩いています。少々10キロメートル位歩いても何ともないです。

○ 会員Yさん

近頃、怒り狂っているお年寄りが多いような気がします。先日区役所に行ったら、大きな声で「連絡を受けた場所と違う」と文句を言われていて、係の方が謝って丁寧に対応すると納得して行かれました。やはり対応の仕方で、何か争いごとが大きくなっているようです。

 今回もいつものように定例会と併行して、言語聴覚士の先生方から準備体操と発声練習やカウンセリング等を受け、その後会員相互のフリートークでは、近況を楽しく語り合い、また昨年から2回目で長崎県からの見学者I様は、積極的にカウンセリング等を受けられ、悠声会への入会も希望され有意義な例会となりました。

※ 次回は、平成30年7月1日(日曜)、時間は、13:00〜15:00
  場所はNPOボランティアセンター5階会議室です。
  Iさんの司会で行います。

悠声会九州支部 
支部長 口石清人