悠声会九州支部

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悠声会九州支部第78回定例会報告

1 開催日時

平成30年12月2日(日)14時00分〜16時00分

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5階 ボランティアセンター5階会議室
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

悠声会(東京)役員2名    会員 11名    言語聴覚士1名    合計14名

4 進行係

今月は、Nさん司会進行のもとに進めました。

5 開催内容

○ 支部長

 本日は今年最後の定例会で、言語聴覚士の先生方や皆さんのご協力で、毎月滞りなく開催することが出来ました。また来年も皆さんと力を合わせて、しっかり悠声会活動に頑張って行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。本日は東京から、鈴木会長と片岡理事に出席頂いておりますので、後程お話をして頂きたいと思います。

○ 鈴木会長

 皆さん、こんにちは。支部長からお話があったかと思いますが、岩P副会長が10月に亡くなられました。私としましては、副会長一人がいなくなって、ちょっと困った事になっております。来年は役員改選の年になりますので、その時に改めて体制を考えて行きたいと思っております。この九州支部は、月に1回定例会を開いて頂いて、皆さん積極的に参加されていて、大変すばらしいことだと思っています。これからもよろしくお願いします。
 東京都は緊急連絡のツールとして、スマートフォンに登録しておくと、ボタンを押すだけで直ぐに消防庁にその連絡がいく仕組みがあります。いざという時に声が出ない時にも、アプリからボタンを押すだけで、どこに居るかの場所までGPSで探して連絡してくれます。皆さんも、役所に行かれて対応をしてもらえたらと思います。

○ 片岡理事

 今年の4月と、昨年の12月にも初めて来まして、私は一番九州の会に何故か参加しています。気管孔から直接菌が入り風邪を引いたら大変ですから、部屋の中は充分加湿して過ごすようにして下さい。

○ 石川先生

 今、乾燥の話がありましたが、人工鼻を付けている69パーセントの方が湿度を保って痰が少なくなるというデーターがあります。昔の教科書だと喉頭摘出された方は風邪を引きやすいという記載がありますが、通常風邪を引くと鼻が詰まって鼻の機能が失われるのですが、人工鼻は鼻の機能を果たしてくれるので雑菌等が入らなくなっていますから、人工鼻を着けておくと、むしろ風邪を引きにくくなっているのではないかなと思っています。カウンセリングもしますが、臭覚テストの研究を続けていますので、協力して頂ければと思います。

○ 司会Nさん

 インフルエンザの予防接種を必ず毎年11月にしていて、全く風邪を引かないですね。5ヶ月くらい効力があるようですから、翌年の4月までは大丈夫という考えでしています。
 今からフリート−クに入りますが、臭覚検査を受けられる方は、先に近況の話をされてから検査に行って下さい。

○ 会員Fさん

 今年は1回も欠かさずに出席でき、本当に良かったです。病気もほとんどなく、皆さんとお顔を合わすことでやっぱり勇気づけられ、今年1年良かったと思います。 

○ 会員Nさん

 前に、ちょっと食道癌の内視鏡検査をしましたが、今のところ異常はないということで、安心しています。
声が擦れて小さい声ですので医師に尋ねたら、痩せている人は大体声が細いとか、もともと喉の構造が細いとか言われて、やむを得ない感じです。

○ 鈴木会長

 Nさんの話を聞いていて、指で押さえる場所によって声の出方がちょっとずつ違います。ですから、一番いい声が出る場所を早く自分で見つけられて、そこを押さえてお話になると、もっとクリアーになると思います。

○ 会員Iさん

 緊急通報システムは、私の自治体でもやっています。メールをしたら位置情報が分かり、通報があって、ちゃんとしてくれます。チャット方式で通話が出来るので、皆さんやられた方がいいと思います。

○ 会員Yさん

 今年の目標が途中で挫折しました。というのは10月に毎年、行橋から別府を歩く100キロウォークがありますが、今年は台風の為中止になりました。それまで張りつめていた気持ちが、なかなかやりどころなくてどうしていいのか持て余しています。今日は、この後忘年会ということで、皆さん方と楽しい時間を持てるということで楽しみにしております。

○ 会員Kさん

 先日、友達と我が家で飲んだのですが、大変な思いをしました。家で飲んだものだから油断して、二日酔いして戻してしまして、気管切開してから戻すのは初めてで、もう苦しい思いをしました。今日はほどほどに飲んだ方がいいかなと思います。

〇 会員Yさん

 主治医が前向きにいろいろ挑戦してくれるので、僕は先生の実験台でプロヴォックスの取換えをお願いしていて、今までは上手くいかなかったのですが、先月一寸漏れ始めたので取換えに行き、主治医が一人で完璧に取換えて頂きました。これでプロヴォックス取換えが出来る先生が一人増えるなと、嬉しく思っています。

○ 司会Nさん

 私は毎日2時間インターネットを見ています。この前ユーチューブで腹式呼吸を書いてあるのを見ましたら、歌は腹式呼吸ですね。腹式呼吸で発声したらもう少し声が大きく出るのではと思って、一ヶ月前から腹式呼吸を練習しています。

○ 鈴木会長

 腹式呼吸ですが、間違えたらいけないのは、大きい声は腹式呼吸という事ではないですね。口呼吸でも小さい声と言うか、柔らかい声は出せますので、その辺のところは間違えないようにして頂いた方がいいと思います。あまり肩に力を入れないで、自然体でしっかり声を出すということをやれば、自然に腹式呼吸になっていると思います。

 今回は、悠声会本部から鈴木会長と片岡理事にも出席頂き、有意義な意見交換が出来ました。また、定例会と併行して言語聴覚士の先生から臭覚テストやカウンセリング等受け、会員相互のフリートークでは近況を語り合い、充実した例会となりました。例会終了後には、博多駅近くのお店で忘年会を開催し、和やかな雰囲気の中に親睦を深め楽しいひと時を過ごしました。

※ 次回は、平成31年1月13日(日曜)、時間は、13:00〜15:00
  場所はNPOボランティアセンター5階会議室です。
  Yさんの司会で行います。

悠声会九州支部 
支部長 口石清人