悠声会九州支部

ホーム ニュース 定例会 技術情報 悠声会会員の皆様の声  悠声会資料 写真館

悠声会九州支部第76回定例会報告

1 開催日時

平成30年10月7日(日)13時00分〜15時00分

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5階 ボランティアセンター事務所フロア
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

会員 10名    家族 1名    見学者 1名   
(株)アトスメディカルジャパン 1名         合計13名

4 進行係

今月は、Iさん司会進行のもとに進めました。

5 開催内容

○ 支部長

  1. 人工鼻日常生活用具給付陳情関係
    • 大分県日田市役所社会福祉課から、今月初め、人工鼻に関する問い合わせと、給付審議中との連絡がありました。
    • 先月、北九州市在住のNさんが入会されていますので、今月中に北九州市への再陳情を予定しております。
  2. 見学者の紹介
    小郡市在住の男性患者様のご家族T様が見学に来られています。後程、質問に関して皆さんからのアドバイスよろしくお願いします。

○ 見学者T様

 父が3年前に喉頭癌の手術をしまして、今年82歳になります。こういったシャント方法があると最近お聞きしまして、実際に皆様がプロヴォックスをされて、練習やメンテナンスとか、日常的にメリット、デメリット等をお伺いできればとよろしくお願いします。

○ 会員Fさん

 私は最初喋るのが大変でしたが、この人工鼻を取り付けてから非常に喋るのが楽しくなっています。お父さんも是非このプロヴォックスの使用をお勧めします。

○ 会員Kさん

 私は肌荒れ防止等で、3種類のシールをその日に合わせて使っています。話が長くなる時は当然、粘着性の強い方がいいから、フリーハンズの時はバー付きを使います。

○ 会員Nさん

 5〜6年前に喉頭全摘手術で同時にプロヴォックスを留置して、1週間もしないうちに声が出ました。練習もしないで声が出ます。食道発声は1年経っても発声は難しいです。

○ 会員Mさん

 ここのところ台風とか雨が続き、災害で生き埋めとか、声が出ないで助けを呼べないという話で、昨日、社会福祉協議会に行った時、避難行動要支援者名簿があって、風水害等の災害時の登録申請書がありますので、届けをしておくのもいいかなと思います。

○ 会員Yさん

 私は脳幹出血で、左半身麻痺があります。プロヴォックスを3年前に入れて、大きい声も出ます。メンテナンスについては、自分で良くなりたいと思ってやらないと駄目です。

○ 会員Nさん

 私は今年8月に手術して、まだ2ヶ月経ちません。息が詰まって逆流があり、声が出ないです。今日皆さんの話を聞いて非常に勉強になっています。これからも頑張りたいと思います。

〇 会員Oさん

 移植遊離空腸がだんだん細くなり、いつの間にか食べ物が食べられなくなったため食道バルーン拡張手術をして、今は普通に食べられる状態の7割から8割ぐらいに回復しています。食道バルーン拡張の方法もありますので、Iさんか私に聞いてもらえればと思います。

○ 会員Iさん

 昨日、台風が通過しましたけど、うちの方は幸い車庫のテラス一寸吹き飛んだ位で済みましたけど、被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。先月、がんセンターでプロヴォックス内側近くに1円玉位の癌が見つかり、内視鏡で摘出しました。検査結果待ちです。

○ 会員Iさん

 先月の仲秋の名月が、天気が悪くて見られず、翌25日の十六夜に酒を担いで山の上に行きました。丁度、諫早湾の見える場所で、月が上がってきたらそれがお椀に映って、物凄く奇麗でした。毎年の事ですけど、酒盛りをして月見をやってきました。

○ 会員Iさん

 悠声会のホームページに、関西支部の例会報告で「119番」通報システムが載っていました。消防署に届けを出して、アプリ入力で声を出さなくて、チャット式で緊急の場合に連絡することが出来るものです。

 今回は、台風接近で例会開催が心配されましたが、台風が早目に通過し天気も良くなり、無事開催することが出来ました。また言語聴覚士の先生方は仕事の都合で欠席でしたので、最初に見学者の質問を受け、質問に対するアドバイスと併行して、会員相互のフリートークで近況を楽しく語り合い、その後、今月実施予定の親睦旅行の最終打ち合わせや、12月定例会終了後の忘年会開催を決める等、充実した例会となりました。

※ 次回は、平成30年11月4日(日曜)、時間は、13:00〜15:00
  場所はNPOボランティアセンター5階会議室です。
  Oさんの司会で行います。

悠声会九州支部 
支部長 口石清人