悠声会九州支部

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悠声会九州支部第73回定例会報告

1 開催日時

平成30年7月1日(日)13時00分〜15時00分

2 開催場所

福岡県吉塚合同庁舎5階 ボランティアセンター会議室
(福岡県NPO・ボランティアセンター)

3 出席者

会員 13名   家族 2名   見学 2名   言語聴覚士 2名
(株)アトスメディカルジャパン 1名            合計20名

4 進行係

今月は、Iさん司会進行のもとに進めました。

5 開催内容

○ 支部長

  • 長崎県諫早市への日常生活用具給付再陳情
    今月中に、諫早市健康福祉部障害福祉課へ日常生活用具給付認定に向けての陳情を予定しています。
  • 見学者
    本日、福岡県小郡市と鹿児島市から、見学者2名参加です。皆さんからのアドバイスをお願いします。
  • 新規入会者
    先月、定例会見学に来られた、長崎県在住のI様が入会されましたので、お知らせします。

○ 佐藤先生

 凄く暑い日が続いていますので、脱水症状には気を付ける様にされて下さい。一寸飲み込みにくさを感じていられる方々は、水分摂取量が減ったりするケースがありますので、努めて水分を摂られるように心掛けて頂ければと思います。

○ 石川先生

 皆さん、災害に対する備えはされていますでしょうか。以前、笛を携帯しているとよいという話しをしましたが、地震の後に大声を出し続けるのは難しいので、少ない力で人を呼ぶとなった時、笛が推奨されて、東京大学の地震研でも、笛が一番いいという結果になっています。それと、東京で始めている嗅覚検査がありますが、こちらでも協力よろしくお願いします。

○ (株)アトスメディカルジャパンSさん

 日常生活用具認定の自治体が続々と増えている状況で、全国では220カ所近くの市町村が認定になっています。給付金額の見直し等の再陳情も含め、私共の方でお手伝いができればと思いますので、よろしくお願いします。

○ 見学者T様(福岡県在住ご家族)

 父は遊離空腸手術ですが、喉頭を摘出された方と同じようなシャント手術した後に、適応というか、上手く使いこなせるものなのかというところを聞きたいです。父は3年前に手術を受けていまが、その時シャント法があることは全く知らず、たまたま私がネットで知りました。

○ 見学者Y様(鹿児島在住男性70歳)

 昨年6月に声を失って、食道発声はなかなか難しく、EL使用です。シャント法をインターネットで知り、手術自体は痛いのだろうか、メンテナンスが難しいのか、身体にどれだけ負担がかかるのか、喉に異形物を入れることによって運動等生活がセーブされるのか不安になっています。

○ 会員Oさん

 9年前に食道移植して、ここ2〜3年前から空腸が狭くなって、だんだん物が喉を通りにくくなったので、入院して明日、拡張バルーン手術を受ける予定になっています。会員のIさんが手術されたとの事で、物凄く希望を持って臨みたいと思います。先生いわく2〜3回とやらないといけないと言うことです。

〇 会員Yさん

 先月、九州国立博物館に絵画を見に行きました。大宰府の参道一杯、前も後ろも中国語と韓国語で外国人ばかりで、家内から逆に私達が外国人だと言われる状況でした。

○ 会員Kさん

 先月ピロリ菌の除菌をしましが、10日間アルコール厳禁で我慢していて、11日目にその反動で飲む量が増え、気が付いたらビール腹になっていました。今日ズボンを穿こうとしたら穿くズボンがなく、女房からやかましく怒られました。今日からビール半分にしようと思っています。

○ 会員Mさん

 昨日一昨日と酷い雨で、丁度1年前の朝倉の豪雨を思い出して、一寸怖かったです。災害には気を付けようたって気を付けられるものでもないですけど、何か対処しなければいけないなと思いました。

○ 会員Nさん

 先月、白内障で手術しました。3日間でいいと言う事で、今日は4日目で、非常に調子がいいです。すっきり見えて、むしろ見え過ぎて一寸怖いくらいです。早くすればよかったなと思っております。

○ 会員Yさん

 昨年の冬は寒かったから、じっとしていたら頭も体力も落ちたので、心掛けて運動もしていて、パソコン教室にも行ったりしています。少し秋口に訓練しようと思っています。

○ 会員Fさん

 立って話した方が声を出しやすいので、立って話します。いつも緊張して上手く話せませんが、今日は息切れしません。この調子で毎月、皆さんと同じレベルに達するようにしたいと思います。

○ 会員Nさん

 地元の喉友会団体等の活動で、マスコミにも取り上げてもらっています。また、世界遺産となりました明治初期の海軍所跡の展覧会の企画も、自分達で目標を持ってやって行くことに意義を感じております。話は変わりますが、アドヒーシブを貼る時にドライヤーで温める話がありましたが、私は電子セレンジで45℃まで上げてやると、貼りやすくなります。

○ 会員Iさん

 最近のニュースとして、娘が女の子を出産しまして、これで孫7人のおじいちゃんになって、もうちょっと頑張って生きて行かないかんなと思っています。

○ 会員Iさん

 とうとう車の免許証の高齢者講習会の案内が来ました。65歳の時、介護保険証が来たときはそんなに感じなかったけど、今回の高齢者講習会の案内が来たときは、もう歳かなと、つい思ってしまいました。

○ 見学者Y様

 今日はいろいろ勉強になりました。皆さん、どうも有難うございます。自分も皆さんの声を聞いて、シャント発声をするか、帰ってから妻とよく相談して決めたいと思います。

○ 見学者T様

 いろいろ情報もお聞き出来て、とても有意義で助かりました。やっぱり、自分の声で話せるというのはとてもかけがえのないことだなと思って、今日は本当に勉強になりました。

 今回もいつものように定例会と併行して、言語聴覚士の先生方から準備体操と発声練習やカウンセリング等を受け、その後会員相互のフリートークでは、近況を楽しく語り合い、また会員等皆さんから見学者の方に対するアドバイスも沢山あり、有意義な例会となりました。

※ 次回は、平成30年8月5日(日曜)、時間は、13:00〜15:00
  場所はNPOボランティアセンター5階会議室です。
  Kさんの司会で行います。

悠声会九州支部 
支部長 口石清人