定例会報告

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第87回 悠声会報告書

開催日時 平成26年11月9日(日)13:00〜15:00

開催場所 東京都障碍者福祉会館 2階 教室
       リハビリはC1集会室にて実施

出 席 者  患者+家族同伴 亀井先生、金ア先生、吉田先生、森川先生    計43名

【司会鈴木さん】
11月の通常の例会を始めさせて頂きます。いつもの様にまず 土田会長からご挨拶と報告事項からお願いします。

1.【土田会長から挨拶と報告事項】

【土田会長】
 こんにちは。天気が悪いとのことで会員さんが来られないのではと心配しておりましたが 大勢お集まり頂きありがとう御座います。先月からの報告から始めます。

報告事項
 24日に朝日新聞の「患者を生きる」の記者から喉頭摘出者について取材を受けました。なお12月2日に記事が新聞に載るとのことで与謝野馨先生と私の関わりなどが内容の事になるとのことです。記者は東京本社 科学医療部のKさんです。本日も見学にいらっしゃる予定です
 来月の例会後に忘年会を予定しております。ご参加希望の方は若月さんが受付をしておりますので申し込んで下さい。

 本日の見学の方をご紹介します。千葉から息子さんご夫婦と一緒に来られたSさんです。東京医科歯科で手術をされておりまだプロヴオックスは入れられておりません。

【Sさんの御子息】
 初めまして、本日は悠声会がどのような会なのか見学に参りました。手術をしたばかりですのでまだ声を出す練習などもまだまだです。シャントにするとどの様になるのかも知りたくて見学させて頂きます。よろしくお願いします。

 先ほどお話ししました朝日新聞の記者のKさんが来られましたのでご挨拶をお願いします。

【Kさん】朝日新聞記者
 これまで7年間掲載しております「患者を生きる」欄を担当しております。今回与謝野薫さんと土田会長と取材をさせて頂きましたので悠声会の例会も見学させて頂きたく参りました。皆さんの日常生活の様子なども聞かせて頂き参考にさせて頂きたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

2.【各自の自己紹介・現状報告】

【司会鈴木さん】
 それでは いつもの様に各自の近況報告等を行って頂きたく思います。

【岩P副会長】
 副会長をしております岩瀬です。私は送電線建設技術研究会という社団法人の理事長をしております関係で、9、10月に全国を回って来ました。Eテレで会長が番組に出ている事も知られており、私がシャント発声と言う事も業界では少しは知られてきまして、最近は意外とあちこちで喉頭癌関係の相談を受けます。是非 悠声会の例会を見学されることを勧めますが 地方の方には九州、大阪、北海道にも例会が在ると説明しています。シャント発声の認知度が上がって来ていることを肌で感じております。

【高野理事】
 こんにちは、私は皆さんと違っていわゆる食道発声で喋っております。14年前に手術をして当時のシャントはまだ大変な手術であり用具も進んでいなかったので 食道発声を練習しました。この会は発声法に関わらず仲間に入れて頂けるので お仲間に入れて頂いております。よろしくお願いします。

【嘉村理事】
 先週の終わりに胃カメラを飲み検査をしました。それから声が出難い状態であり、痰も以前より出る様に思われ不調です。これまでも胃カメラの検査をしましたがこんな事はなかったので不思議です。

【若月監事】
 普段ラリボタンとフリーハンズで話しておりますベースプレートだと痰が接着部に入り込んで剥がれ易くなります。それは私の首の部分が痩せていて気管孔の場所が深いので痰が詰まり易い様です。なおスタビリベースなら横に貼って柔らかく喋ると良い様です。

【司会鈴木さん】
 いつも進行役をしております鈴木です。ガン手術をしてから丸5年経過、先月病院でPET検査をして全く異常無しでした。医師から「これで当分来なくて良いよ」と言われて嬉しかったですが、プロヴォックスもあるので面倒見て下さいと頼みました。洩れなかったら 来なくて良いとなので、医師もプロヴォックスを信用している様です。

【木村さん】
 私は、プロヴォックスを入れて7年10ヶ月経ちます。我々仕事を持っているものはプロヴォックスをして直ぐに喋れて仕事が続けられて良かったです。この8年間で色々ありました。付けた当初は声を取り戻せて練習に励みましたが、1年位経つとこれくらいで良いと大体妥協しがちです、でも仕事をしていると少しでも健常者に近づきたいと頑張りフリーハンズでやっております。

【Yさん】
 HMEを使うと痰が減ると言われたが、私にとってはすぐに痰が詰まって息苦しくなり使っておりません。先日、松戸市の胃カメラ検査、大腸検査をしてOKでした。首回りの触診もして頂き問題なしでした。
 発声練習用にカラオケを購入しました。

【Kさん】
 千葉から来ております。もうお婆ちゃんなのでここまで来るのが大変です。私も鈴木さんの様に早く術後5年になりたいです。意外に普通に喋れております。私の場合は手術と一緒にプロヴォックスを入れて頂きましたので退院時には喋れておりました。それで手術で喋れない辛さを悠声会に来て初めて知りました。これからも、元気でやって行きたいと思っております。

【Mさん】
 手術して5年過ぎておりますが、仕事も無く皆さんの様に良い声になりません。気管孔が小さくなるので拡張の為にチューブを入れております。

【Nさん】
 初めての方も居られるので説明します。私は気管孔の穴が有りません。亜全摘と言う手術ですので喉頭も少し残っているので喋れます。悠声会にはもう5年も通っております。ここへ来ると同じ病気で遠慮なく喋れるので気楽です。
 毎日夕食後にパソコンで悠声会のホームページを見ます。みなさんの活動が九州、大阪など役員さんがあちこちに出向いて大変だと思います。これからも悠声会と係り合って行きたいと思っております。

【Yさん】
 初めての方も居られるので説明します。私は気管孔の穴が有りません。亜全摘と言う手術ですので喉頭も少し残っているので喋れます。悠声会にはもう5年も通っております。ここへ来ると同じ病気で遠慮なく喋れるので気楽です。
 毎日夕食後にパソコンで悠声会のホームページを見ます。みなさんの活動が九州、大阪など役員さんがあちこちに出向いて大変だと思います。これからも悠声会と係り合って行きたいと思っております。

【Iさん】
 プロヴォックスを入れて1年半です。木村さんがいつも言われるように上手くなるには努力が必要なのでしょう。プロヴォックスは始め15mmで 5月に10mm 7月にベガの10mmに交換して脇から洩れて調子が悪く先月サイズを8mmにしてから順調です。スタビリベースの貼り方で岩瀬副会長のおっしゃっていた横張の方法で上手くいっており私自身が驚いております。今後ともよろしくお願いします。

【Hさん】
 プロヴォックスを入れて5年経ちます。今年は2月から通勤途中の一駅を歩いており散歩等を含めて一日に20.000歩目標で歩いております。仕事は順調で新しい開発も進んで上手くゆきそうなので会社も順調です。

【Mさん】
 フリーハンズを挑戦しております。リハビリで言語聴覚士さんに調整をして貰って最初からフリーハンズで頑張っております。声が詰まって上手くゆかない時は手で押さえております。今月で6カ月になります。入会していろいろ勉強させていただいていますがなかなかこれ以上上達しないで困っています。

3.閉会の挨拶

【司会鈴木さん】
 本日は ご苦労様でした。
なお、来月の例会は12月14日(日)を予定しており午前中は与謝野先生の講演会で午後例会,夕方忘年会を予定しております。また、フリーハンズ教室は来週11月19日(水)ですので希望の方はご参加ください。本日はご苦労様でした。

発行者: 土田 岩P 高野